ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2015年8月10日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人 人民日報「微博」
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国 宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」 北京で日本人が春節体験
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる 公式ブログ 北京の空は何色? ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
Apple 新浪 騰訊 人民 LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>経済

ブランド構築に「匠の精神」 ペン産業は大から強へ

人民網日本語版 2015年08月10日13:45

よいペンを生み出せるかどうかが重要だろうかとたずねる人がいるかもしれない。中国のペンの質がどんなに高くても、ブランドの力がどんなに強くても、数千万本の筆で航空機にとって替わることができないのが事実と思う人がいるかもしれない。

▽ペン製造という目立たない産業を軽視してはならない

ペン製造業は小規模な産業だが、直面する問題はさまざまだ。品質水準がバラバラ、ニセ物商品・粗悪品が多くて困っている、ブランドの価値が高まらないなどで、これは多くの工業・産業が直面する問題と同じだ。その背後にあるものは、国の工業の総合的水準だ。使いやすいペンを生産しようと思うなら、本体の材料によいステンレスを使わなければならず、インクの安定性と環境保護性に配慮しなければならず、生産設備にも精度が要求される。

かつて中国の工業が大きく発展した際、ペン製造などの軽工業が先遣隊となり、パイオニアとなって、世界にメードインチャイナを知らしめ、工業の発展により大量の外貨がもたらされた。そして今、中国製造業は大から強への転換の途上にあり、ペン製造などの軽工業は産業の技術的基盤がしっかりし、市場での経験も豊富なことから、再び突破口となり、牽引役になろうとしている。

5年前にペン製造業の大から強への転換について語ったなら、それは現実とかけ離れた高望みだったかもしれない。当時の中国はまだコア技術の多くを掌握しておらず、質を決定づける重要部品のペン先やインクといったハイエンド製品は依然として輸入頼みだった。第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)期間中、国の科学技術支援プロジェクトの後押しを受けて、ペン製造業の技術が急速に進歩し、2つの新しいペン先、3つのインク、精度の高いペン先加工機械の国産化が実現した。ニードルポイント水性ボールペンでは、中国の技術水準は一連の国際的有名ブランドをも凌ぐ。ここからわかることは、中国のペン製造業はすでに大から強への転換の基礎を備え、モデル転換とバージョンアップのタイミングがやって来たということだ。

モデル転換とバージョンアップにあたり、ペン製造業にとって最大の制約は技術ではなく、品質がすべての問題というわけでもない。主にブランドに制約されているといえる。一連の国産ブランド、たとえば晨光、白雪、英雄、真彩などは国内でも一定の知名度があるが、主に中級品・低級品市場に集中し、国際的知名度が低く、ブランド価値は低く、製品の品質を完全には体現できていないブランドもある。こうしたことにより、よいペンでもよい価格がつかず、メーカーは国際競争で損ばかりし、輸出はOEM(相手先ブランド名製造)がほとんどだ。


【1】 【2】

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

  • 名前
  • コメントを書く

最新コメント

アクセスランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治
  • コメント
中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /