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早期&定年退職したオヤジの投資Blog

55歳で早期退職、60歳で定年退職をしたおっさんの投資日記です。

カテゴリ: 経済全般

日銀の利上げ効果で本日の日本株は大きく下げてしまった。当然のことながら私の持ち株たちはいつもの通り日経平均を上回る下落ぶりであった。日経平均が上昇するときは知らん顔で、大きく下げる時だけ更に下げるという法則は困ったことに今も健在だ。(苦笑)

何だかんだ言ってもようやく日本も"金利"のある普通の国になってくれたので、長い目で見れば良いことなのではないかと思っている。ただあまりに異常な状態が長続きし過ぎてしまったので、世界標準に戻るまでには多少時間がかかってしまうのかもしれない。

これからは日本も金利のある世界になってしまうので金利敏感株などは株価的にはちと辛い状況になってしまうのかもしれない。以前のように理不尽なほど売り込まれてしまう不動産関連株が出てくるのかな?

本日は業界に関係なく幅広く売られてしまった感じがするが、今後は借入金の多い会社は株価的にハンデを背負ってしまう可能性がありそうだ。REITなどはどうなるのか気になるところではある。

私が初めて住宅ローンを組んだ時の金利は確か4.3%だったと記憶している。今から考えると物凄く高い感じがするが、当時はこれでもかなり低い金利であったはずだ。私の収入でも繰り上げ返済ができたくらいなので、本当に低い金利だったのかもしれない。

本日は暑かった。いつも通り午前中は借りている畑に"出勤"をしたのだが、午前中は曇り空でやたらと蒸し暑く感じた。風も吹かずに持参したスポーツドリンクと麦茶が無ければ、熱中症になってしまったかもしれない。なので本日は早めに自宅へ帰ることにした。

私が"通勤"している畑と自宅の間にお菓子のチェーン店である「シャトレーゼ」の店舗がある。私はたまに立ち寄って買い物をするのだが、本日も前を通りがかったので棒アイスでも買っていくかと思ったのだが、残念なことに財布を持ってくるのを忘れてしまっていた。残念!

「シャトレーゼ」は山梨県を本拠地とする未上場の会社だ。山梨の未上場のお菓子メーカーだと信玄餅で有名な「桔梗屋」もある。「桔梗屋」のアウトレットは近くまで行ったときは何故か必ず寄ってしまうほどの吸引力がある。(笑)

「桔梗屋」はお菓子専業メーカーだと思われるが「シャトレーゼ」は積極的に多角化を進めているようだ。ホテル運営、ゴルフ場運営、ワイナリー運営にも力を入れてきている。国内にある約800もある店舗はフランチャイズが大半とのことでちょっとびっくりだ。何故か直営店とばかり思っていた。

両社共に上場する気はなさそうだが資金の需要は「シャトレーゼ」の方がありそうだ。「シャトレーゼ」には是非とも欧米に多い宿泊できるワイナリー(オマケで温泉付きも)を作って欲しいなあ。

このところ半導体の話題が出ない日はないのではないかと思うくらいにニュースになっている感じだ。私は現役のサラリーマン時代に長い間半導体の担当をしていたので、当時と比べると取り上げられ方の大きさにびっくりしてしまう。

日経新聞を始めとする日本のマスコミはnVIDIAと日系半導体装置メーカーの話題を重点的に報道していることが多いようだ。連日のように時価総額の新記録を出しているnVIDIAの技術レベルは素晴らしいが、いずれIntel、AMD、Qualcomm、ARMといった大企業や今は名も知れないベンチャーから競合製品がわんさか出てくるものと思っている。

ただ問題となるのは半導体チップの能力を100%発揮させるためのソフトウェアの存在だ。こういった半導体の能力をフルに発揮させるソフトウェアが使いやすいだけでなくレベルがとても高いというのもnVIDIAの特徴だ。

残念ながら日系の半導体メーカーはこのソフトウェアの開発が大の苦手だったように思う。随分前にメディアプロセッサーという画像処理のチップを日系の幾つかの半導体メーカーが開発していたのだが、チップそのものは高機能であっても動作させるためのソフトウェアがバグだらけでとても使いのにくいものであった。

当時の日系メーカーはソフト開発のための技術者が少なすぎるからであった。海外メーカーはハードとソフトの開発要員は1:1くらいであったはずだが日系メーカーは7:3もなかったかもしれない。

2027年にはラピダスから久々に最先端の半導体製品がリリースされる予定になっているが、ラピダス社はファンドリーに徹するとのことなので、基本的にソフトは関係ないハズだ。基本的にラピダスはnVIDIA等ではなくTSMCがライバルだ。ファンドリーという立場は日本企業に向いていると思うので是非とも頑張って欲しいものだ。

日本のポイントサービスの元祖であった感じの「Tポイント」が「Vポイント」に併合されてしまうらしい。どう考えても「Tポイント」の方がポイントとしては利用者も多く馴染みのあるブランドであるように思われる。大人の事情って奴なのかもしれない。

正直に言うと私は「Tポイント」も「Vポイント」もほとんど利用したことが無いのでどっちがどうなろうともあんまり関係はない。「カインズ」を始めとするホームセンターが独自に発行しているポイントカードなら数枚持っている。(苦笑)

一時期「ANA」のマイレッジが付くクレジットカードをせっせと使ったことがあるが、いつの間にかあんまり使わなくなってしまった。今唯一比較的熱心に集めているのは「リクルートポイント」と「ポンタポイント」だ。

この2つは基本的には別物なのだが、相互にポイントを交換できるので私の中では同じような扱いになっている。「リクルートP」は宿泊の予約を「じゃらん」で経由で行うと結構なポイントが貯まるので可能な限り集約をしている。

そして最近になって「リクルートP」を「アマゾンポイント」に交換できるサービスが始まった。「アマゾンP」乞食としては嬉しい限りだ。野村IRでアンケートに答えてせっせと「アマゾンP」を溜めているが、もう一つ溜め込む手段が現れたのはグッドニュースだ。今年も頑張って「アマゾンP」乞食に集中したいと思う。

このところ昨年までもてはやされてきたEVへの風当たりが強くなってきたようだ。ちょっと前までは日本の自動車産業はもうダメだ、テスラ、BYD凄い!という金太郎飴のような論調であふれていたと思う。特にトヨタなどはボロカスに叩かれていた。

しかしここに来て"変説"をした厚顔の専門家がしたり顔で「やはりトヨタは正しかった」と平然と話をしているのが面白い。ここに来てEVの販売が振るわず、これまでの急成長がウソのように在庫が積み上がりつつあるようだ。

多くの国でEVに対する補助金が出なくなった影響が大きいらしい。元々割高感のある値付けがされていたが、ガソリン車と比べて充電スタンドの不足、航続距離の短さ、寒さに弱い等々以前から存在していたデメリットがやっと思い出されたかのようだ。

昨年私は新車を購入したのだが、EVを買う何てことは全く思っていなかった。せいぜいガソリン車にするかディーゼル車にするかHVにするかくらいであった。何と言ってもEVが販売価格も高いのに比べそれに見合うメリットが全く感じられなかったからだ。

新しもの好きの私の友人はホンダのコンパクトなEVを買ったので一度乗せてもらったことがあるが、特に感動はなかった。補助金が100万円くらい付いたらしいが、航続距離が200kmじゃ話にならないと思った。

数年後この手の車が中古車市場に出回った時にどれぐらいの価格になるのか非常に興味深い点だ。電池の技術は日進月歩で進化しているので、リセールバリューはとても低くなってしまうのではないかと思われる。

遂に日銀がマイナス金利を止めるというニュースが流れていた。それにしてもマイナス金利を含む黒田総裁時代の異常とも思われる金融緩和策の効果がどれほどあったものなのか大いに疑問に思うところだ。しっかりとレビューをして次の政策に生かして欲しいものだ。

正直言って私のようなリタイア組の人間にとってはインフレよりもデフレの方が暮らし向きは良かったのだ。今後インフレが続くとすると何もしないと確実に生活は苦しくなっていくことが予想される。老後の収入を公的年金だけに頼っている引退者はじりじりと生活が苦しくなっていくことが予想される。

近い将来この人たちが生活苦を政治家に訴えるようになると、また何らかの名目で補助金がばらまかれてしまうのだろうか?何せ強力な圧力団体で欲深い人たちなので若い世代がどうなろうが知ったことではないという強欲な団体でもあるからだ。政治的圧力をかけられないくらいボケているとは到底思われないからだ。(苦笑)

私は現在の延長線上でのインフレであれば何とか耐えられる見込みだが、実際にどうなるのかは分からない。今住んでいる持ち家にずっと住み続けることができれるのであれば全然問題はないのだが、住み替えることを前提とするとちと不安がよぎってしまうのだ。

そんなこともあり満70歳になるまでは株式投資で資産をもう少し増やそうと思うに至った。正直言ってここ2〜3年は様子見ばかりで投資らしい投資を行ってきていなかったからだ。最も私が本格的に参戦したいと思うようになったことからして、今が相場の天井である可能性が大いにあるのかもしれないが。(笑)

私が投資を始めてから何回目かになる「中国経済崩壊説」がこのところ唱えられている。(笑)ただ今回のは根が深そうで今までよりは傷が深そうに思える感じだ。日本が経験をした"バブル崩壊時"に近いイメージだろうか。

日本のバブル崩壊は不動産が極限まで値上がりし、釣られて株価も大暴騰した為と記憶している。今の中国経済は不動産バブルではあっても株式市場までがバブルであるとは言い難い状況であるような感じだ。まあ不動産バブルが弾けてしまえば株式市場も無傷ではいられないと思われるが。

んで日経平均と香港、上海の5年間の動きを比べてみた。この期間だと日経平均が綺麗に中国株を上回っている。特に香港がひどい有様だ。確実に投資資本が逃げている感じだ。少なくとも外国の資本は帰ってこないのだろうなあ。

これを可能な限り遡って同じグラフで比較をして見ると全く別なグラフになってしまった。圧倒的に日経平均が負けている。改めて見てみると酷いものだ。香港株、上海がこの先日本株と同じように地平線を這うような株価になってしまうのだろうか?いずれにせよ老人投資家は近寄らない方が良さそうだ。(笑)

ほんの少しだけだが秋っぽい感じがしてきたので、猛暑もそろそろ終了モードになってきたのだろうか?今度は台風がやってきて悪さをしてしまいそうな感じがしている。とにかく最近の気候は極端に振れることが多いので困ってしまうことが多い。

それにしても政府も力を入れ始めた「NISA」と「iDeCo」だが、推進役はどこがやっているのだろうか?かつてこんなに税金が優遇された制度があったのだろうか?私が知らなかっただけで、もっと凄いお得だった制度が存在していたりして。

私が知る限りではかつての興銀が販売していた利率が約10%の「ワイド」くらいしか思いつかない。あれは美味しかった。(笑)それと郵便局の定額預金も9%前後の利子が付いた時期もあったような記憶がある。株式投資をするよりもノーリスクで確実に儲かる"投資"であったように思う。

現在だと「NISA」と「iDeCo」の枠をいっぱいに使えば、1家族当たりかなりの額の税金を払わなくて済んでしまうと思われる。今から20年後くらいに40〜50代で早期リタイアする人が続出してしまう何てことが起きたらスバラシイのだが、無理かなあ?

「iDeCo」は60歳を過ぎないと引き出して使う事ができないがお手本になった米国の401Kは、最終的に受け取る金額は平均でも数千万円になるそうだ。来年から私も参戦予定のNISAだが、従来の私の株式投資よりも短期志向にならざるを得ないかもしれないと考えている。

しかしまあ東芝の件は一体どうなるのだろうか?あれだけの大掛かりな粉飾決算だったにも関わらず誰も逮捕された人も居ないというのも不思議な話だ。財界活動に異常なまでに力を入れていたのはこういう時の為だったのだろうか?

非上場化に向けて話が動いているようだが、TVのニュースを見ていてあれれと思った。見たことのあるオッサンが議長をしていたからだ。かつて私が主力銘柄としてそこそこの株式を保有していた「GCA」の当時社長だった渡辺氏にとても似ていたからだ。

気になってネットで調べてみたらやはり旧「GCA」の当時社長だった渡辺氏であった。元々「GCA」はM&Aの助言会社であったので、今回の東芝の件に携わったとしても不思議ではないのだが、いきなり議長職に就いているのにはびっくりしてしまった。

現在「旧GCA」は米国の同業と合併をしてしまっているので、日本での業務は以前と同じようなものを担当しているのかは不明だが、これだけ話題になっている会社の取締役会議長に就いているとは凄いものだ。あのまま上場を続けていたとしたら株価は随分上がっていたに違いない。(苦笑)

個人的にはこの東芝の件は全然興味が無かったのだが、渡辺氏の登場により少しだけ興味が湧いてきてしまった。いろいろな思惑を抱えた会社が今回新たに株主になるようだが、いずれは各事業部門が一本釣りされて解体してしまうのだろうか。原発関連だけが残ってしまいそうだが・・・。

毎日同じことばかり書いている気がしないでもないが、本日も暑かった!(笑)畑へ滞在する機関が仮想度的に短くなってきた。このところ雨も全然降らないので、青色吐息の野菜も出てきてしまった。私は基本的に種蒔き時と苗の定植時しか水やりはしないので、私は野菜にとっては優しくない育て主なのだ。(苦笑)

昨年くらいから日本政府が半導体業界に関して異常なほどのお節介を焼いているように見える。経産省が勝手に張り切っているだけではないだろう。かつてのように口は出すが金は出さないから、口もカネも出すというスタイルになったみたい?だが少しは学習したのか、又は良からぬことを考えているのかよくわからない。

私が気になっているのは「Rapidus株式会社」に対しての力の入れようが半端ではないように思われることだ。「Rapidus社」のHPに会社設立の背景が列挙されている。
0 半導体の重要性と日本半導体産業の凋落に対する懸念の高まり
1 半導体の「経済安全保障」が喫緊の課題、多くのファウンドリが台湾と中国に局在2 2030年代には自動車、AI向けなどにも用途が拡大 ~完成品における半導体の付加価値が一層高まる中、国内での内製化を実現
3 戦略的日米欧連携 ~日米首脳会談を受け、日米で次世代半導体開発
4 2020年代後半目標次世代の3次元LSI、Nano Sheet GAA技術を日米欧連携で確立 ~国内外の素材産業や装置産業とも協力体制を構築
5 2nm以下の最先端LSIファウンドリを日本で実現へ世界と協力し、最先端半導体の量産を通じ、日本の産業力を強化するとともに世界のモノづくりをリード
私が一番分からないのは「Rapidus社」が目指すのは「TSMC」のような先端半導体を製造するファンドリーになるのかという点だ。日本には現時点では「TSMC」の最先端ラインでないと実現できない自社設計のチップを必要とするメーカーは存在しないと思われるからだ。

1兆円以上も投資して「TSMC」のライバルメーカーを作りたいだかなのか良くわからない。別枠の補助金を使って「nVIDEA」や「Qualcomm」のようなファブレスメーカーも同時に育成していくという戦略なのだろうか。

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