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早期&定年退職したオヤジの投資Blog

55歳で早期退職、60歳で定年退職をしたおっさんの投資日記です。

2014年10月

10月の投資成績だ。10月は中盤までは大きく負けていたが最後の最後で少し持ち直した。総資産は昨年末比で+4.3%、前月末比で-0.8%であった。株式投資部門は昨年末比で+11.5%となり前月末比では-1.9%となった。

部門別の比率は現金(円):25%、現金(外貨):21%、株式投資:46%、FX投資:5%、投資信託:3%であった。ここにきて株式投資部門が足踏みしているが、まあ年間で+10%を達成できれば十分だと思っている。私の場合とにかく総資産が前年よりも少しでも増えればいいのだ。

10月の株式投資はとにかく持ち株が全体的に大きく下げてしまい、結局月末の大きな戻しの波にも乗れなかったのが痛い。上昇したのは大型株がメインで小型株までには波及してくれなかったのが残念だ。大型銘柄をポートフォリオの一角に加えようかと思っていただけに決断が少し遅れてしまったかもしれない。

FX投資は10月は久しぶりにまずまずの成績を上げることが出来た。本日まで保有していれば更に利益を上乗せできたのだが、豪ドルで3円、英ポンドで6円を抜けたのだから大満足だ。残り2ヶ月でどれぐらい勝負をできる機会が訪れるかが気がかりだ。

今年も残す所2ヶ月となり、何とか総資産ベースで+5%は達成したいと思っている。早期リタイアを決断できる総資産額が1億円になるまではあと一息までは来ているものの、なかなか達成までの道のりは遠いようだ。何度も書いているが私の場合、資産を減らさないということに主眼をおいているので仕方がないのかもしれない。

指値を入れていた豪ドル円の決済が昨日すべて約定していた。平均93円で買っていてちょうど96円で売ることができた。10月14日の週に買いを入れて昨日に全てを決済なので約2週間で3円抜きを達成することができた。英ポンド円だけがまだ少し残っているがこちらは6円抜きなので欲張りすぎかもしれない。

今回は豪ドル円のポジションを結構多く保有していたので久しぶりにFX投資でまとまった利益を上げることができた。と言っても以前と比べると三分の一くらいの投資規模に抑えているので利益率はともかく金額的にはあまり多くはない。

昔の投資法は高金利通貨を買い持ちするスワップ派と呼ばれるものであった。高金利通貨を長く持ち続けることによりスワップポイントと為替差益の両方で収益を上げるという投資法であった。毎日貯まっていくスワップポイントを眺めて含み損に耐えていたのが懐かしい思い出だ。(笑)

その頃は英ポンド円がメインでスワップポイントが250円/日は付いていたと思う。最大で毎日1万円もスワップポイントを稼いでいたこともあった。1年間そのポジションをキープできればスワップポイントだけで365万円/年だからねえ。今では考えられない高金利だ。

残念ながら現在はスワップポイントがさほどつかないので為替差益を狙う投資法で対応せざるを得ない。私のFX投資の基本戦略は"勝てそうな時"しか参戦しないというものだ。"勝てそうもない時"は大人しく待機していて"勝てそうな時"が来るのをじっと待つのだ。

今年だと2カ月に1度くらいしかFX投資をしていないかもしれない。リスク許容度としてはこれぐらいがいいのかもしれないが、早期リタイアをするのであればもう一段利益の額を上げていかないといけないようだ。取引回数を増やすかレバレッジを上げるか悩ましいところだ。

気が付けばもう10月も終わり11月になろうとしている。早いものだ。なぜか11月はやたらと遊びの計画が入ってしまった。今週末の3連休も遠征が控えている。こんなペースで遊び歩いていてもいいのだろうかと思うものの遊べるときに遊んでおけと開き直ってもいる。(笑)

10月は投資の方は振るわなかったのでどういう結果になるかはわからないがかなりのマイナスになってしまいそうだ。トホホ。まあ、前年比でマイナスということにはならないことを祈りたい。この際神頼みでも何でもアリだ。

消費税のアップが決まるまではアベサンがしっかり株価対策をしてくれるはず?と信じているので株式の保有割合を減らすということは考えてはいない。割安株があれば積極的に買いにスタンスには変更はない。

FX投資は年内にあと2〜3回は勝負をかけたいが、そういうチャンスが来るのを期待したい。先日も書いたが今後はFX投資で上げた利益は別口座に積み立てていくことにした。証拠金は常に一定額となってしまうので大きな勝負はできなくなるが、コツコツと現金を貯めていことに集中していきたい。

銀行口座はたくさん持っているがどこの口座にするかはまだ決めてはいない。使い勝手がいいところと、振り込み手数料が無料のところの2か所に分散しようかなと考えている。

久しぶりにFX投資で大きく利益があがりそうなのだが、どこで仕切るかちょっと迷っている。今年はこれまでは1円抜きを原則としていたので、小幅な段階で利益を確定していた。為替の方向がどちらを向いているのか判断できなかったため、確実に利益を稼ぐ作戦に出ていたためだ。

ただ1円抜きで決済をした後も為替差益はどんどん大きくなり4〜5円抜きもできたケースが重なってしまったので、私も少し欲が出てきてしまったのだ。(笑)

保有するポジションを一遍に決済をせずに分割して時間差をつけて決済をするようにすればいいと思うのだが、なぜか私は一度に決済をしてしまわないと気が済まないという困った性格なのでそれもなかなか難しいのだ。今回は豪ドル円は3円抜き、英ポンド円は6円抜きで設定してみようかな。

ただあまり欲張ると確実に利益を上げる機会を逃してしまい、あっという間に水面下に沈んでしまうという場合もあるからこの判断が難しい。現在のFX投資の証拠金はすべてFX投資で上げた利益で賄ったものだ。なので損してもいいということにはならないが、仮に損失を出しても精神的なダメージは株式投資よりは少ない感じだ。

早期リタイア実現するためにはFX投資で確実に稼ぐ必要がるので、もっと切迫感を持って取り組まないといけないね。

いやあ先週はジェットコースターのような相場で私の資産もどこまで下がってしまうのかヒヤヒヤものであった。週末で少し戻してくれたが果たして今週はどうなるのだろうか?米国が上げて終わったようなので日本も上げからスタートかな。

それにしても以前と比べると株式投資へ割いている資金額が大きくなってきてしまっているので、1日ごとの時価総額の変動がかなり大きくなってきてしまった。1日に100万円超のマイナスが出てしまうと、やはり内心焦ってしまう。

比較的最近ポートフォリオに加えた銘柄はそこそこの動きだ。

コード 名称 損益
4247 ポバール興業(株) 11.43%
7593 VTホールディングス(株) 10.86%
7777 (株)スリー・ディー・マトリックス 4.07%

スリー・ディー・マトリックス は待望のIRが出たので思惑買いで急騰してくれないかなとも妄想している。(笑)VTホールディングは配当利回りで買っているので買値より株価が下がらなければOKだ。ポバール興業はもう少し上がるかと思っていたがやや期待はずれだ。他の新興銘柄への入れ替えも考えた方が良いかもしれない。

実はこの所下げがきつかった商社株を買いたくて仕方がないのだ。8031三井物産か8053住友商事がとても魅力的に見えている。特に住友商事が減配がないようであれば断固買いに行くのだがねえ。こういう大型株をポートフォリオの一角に置いておくと何となく安心できるのだ。

最近は日経平均の前日との差異が±100円を超える日が普通になってきて誰も驚かなくなってきたような感じだ。これもアベノミクス効果なのだろうか。ただこの調子だと年末までに日経平均が18,000円を達成というのは難しくなってしまったような気がする。

個人的にはこのままゆっくりと来年末くらいまで株価が上昇してくれるのが望ましいが、まあそんなに上昇が続くとは思えないので引き続き慎重に取り組んでいきたい。

以前も書いたがこのところ早期リタイアのイメージト・レーニングを行っている。その結果気分的には半分くらい早期リタイアをしてしまった感じがしている。(笑)何とか来年には早期リタイアをしてしまいたいと真剣に考えている。

ただ先立つものがまだ十分にはないため実際にはどうなるかはわからない。んで思いつきで早期リタイア用の預金を準備することにしてみた。現状株式投資での収益は基本的に再投資に100%回しているが、これは変更はしない。ただし今後はFX投資での利益は専用口座に出金して早期リタイア用預金として積み立てることにしたのだ。

来年早期リタイアをするとしても時間があまりないので大きく貯めこむことは無理だ。そこでまずは240万円を目標に頑張ってみることにした。ホントは500万円ぐらいは必要なのだがレバレッジを上げてリスクの高い投資に走るのは本末転倒なるので、何とか頑張れば達成できなくもない金額を目標とした。それでもかなり高い目標だと思う。

早期リタイア後もFX投資で10万円〜20万円/月をコンスタントに稼げるようになるのが理想だと私は思っている。そういう意味でも今回どこまでやれるか自分自身興味津々だ。幸い10月はFX投資でそこそこの利益を上げられそうなので幸先の良いスタートとなりそうだ。目標に行かなければダラダラとサラリーマンを引き続き続けるだけなのだ気分的には楽なのが良いのか悪いのか微妙なところだ。

昨日に引き続き持ち株の売却を行った。本日売ったのは7518ネットワンシステムズであった。この銘柄は業績はパッとしないものの無借金で高配当であるという理由で保有をしていた。昨日最新の業績見込みに関して下方修正はしたものの配当金額は据え置くとのIRが出た。本日は株価が少し上がってくれたので喜んで売らせてもらった。

配当利回りが5%程度はあるのだが、来年度になっても業績が回復する見込みはかなり薄そうだ。したがって株価の上昇も期待できないと考え売却をすることにした。購入以来この銘柄の株価は低迷を続けていたので損切りを覚悟していた。多少の利益を取れて売却をできたのはとてもラッキーだったと思う。買ってくれた人にありがとうと言いたい。(笑)

昨日のSHOEIと本日のネットワンシステムズを売却したのでそこそこの投資資金を準備することができた。これからは現在の荒れた株式市場で不当に売りたたかれて株価がお安くなっている優良銘柄を探すことに時間をかけたいと思う。

何と言っても私にとっての株式投資の醍醐味は株式市場にひっそりと隠れている"お宝銘柄を"見つけることにあるからだ。これまでリストアップしていた銘柄群も再度見直しをかけたい。早期リタイアを加速させてくれる大きな結果を出してくれる銘柄を買いたいね。

それにしても毎日大きく上げたり下げたりと忙しい日本の株式市場だ。そん中本日は7839SHOEIを売却した。本来であれば9月の権利月に買値から30%値上がりしたところで売却をするつもりであったのだが、ついつい欲が出てしまい権利をとってしまっていたのだ。

ところが10月に入り大きく値を下げてしまい一旦買値まで戻ってしまったが、ナントカ+10%まで上昇してくれたので喜んで売却を行った。元々長期で持つつもりはなかったのでヤレヤレといったところだ。これで新規に銘柄を買うための資金ができた。

狙っている銘柄がまだ幾つかあるので、大きく下落する機会があれば積極的に買いに行きたいと思う。つくづく暴落時に株を買う資金がないというのはとても辛いことだと感じたのでフルインベストメントは考えものだ。

本日の早退オヤジファンドは持ち株の全てがプラスという珍しい日であった。毎日資産額が大きく上下に動くのは心臓に良くないね。1日で100万円が吹っ飛んでしまう日があると、投資日記をつけるのが嫌になってしまう。

基本的に株価の動きに一喜一憂しているわけではないのだが、このところの振幅の大きさにはちょっと気になってしまう。もし早期リタイアをして専業投資家になったら、先週や今週の相場の動きをどう感じるのだろうか?寝られない毎日が続いてしまうのだろうかねえ。

久しぶりにあまりに低レベルで偏見に満ちた記事を読んだので記念に感想を書いておく。日経テクノロジーOnlineにアップされたもので以下のタイトルだ。

MediaTek台風、ついに日本上陸!「安ければよい」の風潮に一抹の不安

以前本Blogでも取り上げたことのある台湾の半導体メーカーであるMediaTekのチップを使用した中国製のスマートフォンが日本でも売り出されるということに関することを書いた内容になっている。私は以下の文章を見て目が点になってしまった。

"同社は中国の模造品端末の屋台骨を支える代表的なチップメーカーであり、「模造品の帝王」とも呼ばれている。"

そもそもMediaTeKの製品を指して模造品と言い切るのはどういう神経なのだろうか。少なくとも私は一度も聞いたことがない。私の知っている限りでは必要な特許やライセンスの契約はきちんと行っていた。(係争中は多数あるかも?)

そしてちょっと長い引用になるがが下記に至っては意味不明の文章だ。

"通信用チップセットメーカー大手のQualcomm社でさえ、一時期はクアッドコアプロセッサーの量産に苦労した。それを模倣したMediaTek製プロセッサーの性能は推して知るべしである。ある原価調査によると、スペック上の性能が同じ場合、MediaTek製プロセッサーの価格はQualcomm製の半額だという。両社はファブレス企業であり、製造は台湾TSMCに委託していると言われる。製造プロセスは似ているかもしれないが、設計はまだまだ遠く及ばないのだろう。"

「Qualcomm製の半額=設計はまだまだ遠く及ばない」のロジックが私にはまったく理解できない。崇拝しているらしいQualcomm製のチップがバカ高いだけだと思うのだが。以前も書いたがMediaTekは割安なプロセスでハードを作りソフトウェアで性能を補完しているのだ。決して模倣をしているだけのメーカーではないのだ。

この元記事の筆者がどういう人かは知らないが、一流のコンサルタントなのだろうか。こういう事実に基づかない偏見に満ち満ちた記事を書くのはどうかと思う。

それにしても本日の日本株の上昇は凄かったねえ。なんだかんだ言ってもホントは日本株を買いたい人は多いのだと思う。私の持ち株も大きく上がってくれたが、2銘柄だけ大きく下げてしまったのがありちょっとがっくりだ。

これだけ全銘柄がお祭りのように上がっているというのにこいつらときたら、2銘柄共に5%超の下げをくらってしまった。トホホ。まあ保有株全体では2.7%上がってくれたものの日経平均には大きく負けてしまった。(涙)指数と競っている訳ではないが、あまり気分の良いものではない。

とにかく先週は株価が下がり続けていたので今年上げた含み益をかなり吹き飛ばしてしまった。この先もこの調子で上昇してくれればいいのだがねえ。もう理屈ではなく神頼みモードだ。(笑)

先週は急激に円高に振れたので、豪ドル円と英ポンド円を結構な枚数買い込んだのだが、じわじわとまた円安傾向になりつつあるので、含み益モードに入ってきた。当初は1円抜きで決済をするつもりであったのだが、2円抜きでも十分におつりが来そうだ。

為替に関しては円安、円高のどちらへ行ってもおかしくない状況なので、なかなか判断が難しい。いずれにせよポジションをあまり長く持たないのが賢明なようだ。

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