久しぶりに大和IRの個人投資家向け会社説明会に参加をした。このところ大和IRは興味を引く会社があまりなかったのと抽選に外れることが多かったからだ。ここのIR説明会はクオカードクレクレ乞食が大挙してやってくるのが特徴だ。(笑)今回は前日の日本株の大きな下落の影響なのか、いつもよりは出足が良くなかったように感じた。
ロングライフホールディング株式会社(4355):代表取締役社長 遠藤 正一 氏
関西及び首都圏において、富裕層を対象とした介護付有料老人ホームと、在宅介護事業を中心に、福祉用具事業、フード事業、調剤薬局事業を手掛け、現地企業との合弁により中国、韓国、インドネシアでも介護サービス事業を展開。また、2018年春に会員制リゾートホテル事業において函館・由布院に続き、箱根・石垣島を開業。
本来社長が説明をする予定だったが急遽副社長が説明をしたが、名前は失念してしまった。関西圏を中心に介護事業を手掛けている会社だそうだ。説明のほぼ90%がこれからのビジネスの話ばかりに集中していたため現状はどうなのよ?という疑問が強く残ってしまった。
今後力を入れるのが高級介護付き老人ホームだ。最近私もこの手の施設に関して興味津々だ。ざっくり聞いた限りではかなりお高そうだが、至れり尽くせりの施設のようだ。もう一つ力を入れているのが高級リゾートだ。なんかバブリーな感じがするもので会社の目論見としては、このリゾート施設の会員が、ここを卒業したら同社の高級介護施設に入ってくれるのを期待しているようだ。私の脳内で消化しきれないので投資先としてはパスだ。(笑)
株式会社MonotaRO(3064):代表執行役社長 鈴木 雅哉 氏
MonotaROは、現場で必要な間接資材(消耗品、交換部品、整備工具等の製造、自動車整備、建築工事業等関連用品や事務用品)をインターネットを活用して販売する会社です。間接資材をわかりやすい価格で早く現場へお届けして、お客様に購買プロセス全体に係る利便性向上という価値を提供します。
一時期かなり話題になった会社で今は市場での評価はどうなのだろうか?このところ株価的には少し伸び悩みかもしれないが私には割高以外の何物でもない感じだ。ここ数年間の売り上げの伸びはグラフにすると綺麗な右肩上がりでとても美しい。
売上高も1,000億円を超えるレベルまで成長をしており利益率も二桁をキープしている。マネジメントのしっかりした会社でこの先も成長を続けていきそうな感じがするが、今から飛び乗るのは遅すぎるという感じだ。こういう会社は上場したての頃に投資をしておかないとね。
株式会社マネーパートナーズグループ(8732):代表取締役社長 奥山 泰全 氏
外国為替証拠金取引(FX)をビジネスの基軸としつつも、FXにとどまらない「外国為替」の実需に対応した新たなサービスに積極的に取り組む。両替した外貨を銀行送金で受け取ることができることは勿論、国内主要国際空港での外貨紙幣受取りサービスや世界中のマスターカード加盟店で利用できる複数通貨対応プリペイドカード「マネパカード」の提供等を展開中。更に、ビットコインをはじめとする仮想通貨の取り扱いについても準備を進めている。
FX投資の取り扱いを主体とした会社で私はここの説明を聞くのは二度目だ。かなりお喋りな社長でテンポよく説明を行った。今回の目玉としては「仮想通貨」の取り扱いを開始するという点のようだ。ただ仮想通貨に関しては取引所の運営ではなく両替にフォーカスしたビジネスを展開したいとのことであった。
当社は単なるFX取引業者から脱皮をしようとしている点は評価できる。現物の外貨の両替業務に力を入れているのもその一つだ。とは言え投資をしたくなるほどのビジネスでもなく、もっとフィンテックを活用したビジネスを展開をしてほしいものだ。