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早期&定年退職したオヤジの投資Blog

55歳で早期退職、60歳で定年退職をしたおっさんの投資日記です。

2015年01月

早いもので2015年も1月が終わってしまった。今月は投資活動はほとんできなかった。FX投資をちょこちょこしたくらいだ。株式も為替も何となく不安定な感じがするが、日本の株は上がりたがっているように見えるがどうなのだろうか?

さて、1月の総資産の変動率は前年末比で-0.3%であった。現金で保有しているユーロ安の影響を結構受けてしまったようだ。株式投資だけだと前年末比で-0.6%であった。トホホ。株式はもっと下げていたような感触だったのだが、何とかマイナスの0.6%で踏み止まったようだ。

総資産の割合は現金(円):28%、現金(外貨):19%、株式:47%、FX:3%、投資信託:3%であった。今月はFXで上げた利益を野村信託銀行に「早期リタイア預金」として移管を行った。今年はここの口座の預金をどんどん増やして、ホントに早期リタイアしたいね。

2月は少し株式投資で動いてみようかなと思っている。ただ長期ではなく比較的短期での参戦に留めたい。以前のように割安株がゴロゴロしている状況ではないので、少し成長期待の銘柄の中から選んでみようかなと思っている。

FX投資はとてもボラティリティの大きい相場になっているので、1年間に何度もないチャンスだと思っている。為替の流れをしっかり掴んで2円抜きをできるだけ多く実現できるよう取り組んでいきたい。

このところ株式投資の方は放置プレイだが、早退オヤジファンドの今月の成績はぱっとしないようだ。多分マイナスでのスタートになりそうだ。昨年も同じくマイナスのスタートだったように思う。まあ、こういう時はじたばたしても仕方がないのでじっくりと次のチャンスを待ちたい。

賑やかなのは為替の方だ。円高に行くのか円安に行くのかまだ方向性がはっきりしないが、動きだけはあるので指値をたくさん入れている。FX投資に関しては1月だけで昨年1年間にコツコツと上げた利益の倍くらいを稼いでしまった。

何と言っても想定以上のユーロ安に助けられたと言っていいと思う。12月にユーロ円が150円にタッチしたかと思えばついこの間は130円にタッチしてしまうくらいにボラティリティが大きかったからだ。私は昨年の11月以来ユーロ売りを敢行していたのでズバリ読みが当たったという次第だ。

ただユーロ円が140円になったところで大喜びして精算してしまったので、結果論だがもっと大儲けするチャンスを逃してしまったというのが実態だ。理屈では130円くらいまで行ってもおかしくないなあと思ってはいたものの、まさか本当に行くとは思わなかったというのが正直な感想だ。

という訳で今は株式よりもFXの方に熱心に取り組んでいるところだ。FX投資の年間目標まであと一息のところまで来ているので、株式がさえない分も補うつもりで頑張っていきたいと思う。

予定通り「早期リタイア預金」を野村信託銀行に作ってみた。早速1年物の定期預金として預入したが金利は0.20%であった。今後コツコツとFXで稼いだ利益はこの口座に集約をしていく予定だ。大体1年分くらいの生活資金は貯まっているので、今後どれだけ上積みできるかで私の早期リタイアの時期が決まってきそうだ。

それにしても日銀が何が何でも2%のインフレにするぞと息巻いているのには困ったものだ。物価が上昇しないデフレは年金受給者にとってはなかなか都合が良いからだ。日銀の目論み通りにインフレになったとして、金利が上がらずに今のままの低金利が続いてしまうとすると困ったことになる。

私の金融資産の半分以上は銀行預金だからだ。その内の4割は外貨にしてリスクヘッジはしているつもりだが、インフレ&低金利が続くとすると資産をどう保全していったらいいのかもう一度考え直さないといけないのかもしれない。

正直言って全資産を株式等のリスク資産で運用をしていくのは気が進まない。現在のような全資産の半分程度をリスク資産で運用していくのであればまだ安心できるのだが、リーマンショック級の大暴落が来て全資産が一瞬で半分になってしまうかもしれない事態には耐えきれないと思うからだ。

さりとて不動産はこれからの日本の将来を考えるとよほど立地の良い物件でない限り投資対象にはならない。金をはじめとする貴金属を現物で持つという手もあるが、実際はどうなのだろうか?この辺は今まで考えたこともないので、少し勉強してみたいと思う。

インフレで資産が目減りしていくのを座して待つよりは、リスクの少ないと思われる金融資産に置き換えるのが正しい選択なのだろうか。今年の資産運用の重要なテーマとして時間をかけて検討していきたいと思う。最終的にはやはり米国か新興国の株式かETFということになるのだろうか。

東洋経済ONLINEで面白い記事を見つけた。冨山和彦氏が唱える日本の大学教育についてのあり方についてである。

日本の大学教育は大多数者の役に立たない

冨山和彦氏は「日本の大学の大半を職業訓練校にするべきだ」と提言しているらしい。その提言の大筋は以下のような内容だ。

大学をG(グローバル)型とL(ローカル)型に二分。G型はごく一部のトップ大学・学部に限定し、グローバルに通用する極めて高度な人材輩出を目的とする。そのほか大多数の大学・学部は、地域経済の生産性向上に資する職業訓練を行う。

この提言に対して大学関係者から反対が出ているというのが今回の記事だ。私も富山氏の意見には賛成だ。私個人の体験からすると大学で勉強したことで会社に入ってから役に立ったことはほとんどない。なにせ私はマルクス経済学専攻だったからね。(笑)

今はかなりカリキュラムが変わってしまっているのかもしれないが、大学4年間のうち前半の2年間は教養課程でどうでもいいようなことをだらだらと勉強。後半の2年間でやっと専門課程に進みゼミを中心に勉強をするというものであった。興味がわいたころには卒業だ。

これまでの日本の社会では大学卒業したばかりの新人を企業が多大な時間と費用をかけて懇切丁寧に教育するという"文化"であった。企業が採用の選考にあたって大学のブランドは役に立っているのかもしれないが、勉強した内容で採用している企業・職種は一部に限られているのではないかと思う。

国文学を勉強してきた人もマルクス経済学を勉強してきた人も、企業に採用になってしまえば一律に同じスタートラインに立つ新入社員で平気で営業や総務などに配属されてしまったりしているのが普通ではないかと思う。

欧米で転職が日本よりも一般的なのは専門職がはっきりしているからだと思う。経理や人事などの事務系の職種でも大学時代からそれらに関連した勉強をしてきているため、ある職種のスペシャリストとしてステップアップしやすい状況になっていたような気がする。

日本もそういう方向性に進むのかどうかはわからないが、少なくとも大学を卒業した時点で何らかの専門家のタマゴとして企業に迎えらる方がお互いに良いことなのではないかと思う。早期退職をして、いざ再就職先を探そうとした場合自分が強くアピールできる専門性の無さに驚く人は多いかもしれない。

今年は積極的に個人投資家向けのIR説明会に参加しようと思っている。月に1回〜2回は参加してみたいと考えている。わざわざ足を運ぶので、居眠りはしないようにしたいが退屈だと寝てしまいそうなのが気がかりな点だ。(苦笑)早速登録をしているサイトから案内のメールがいくつか来ている。

これまで案内が来た会社説明会で興味を引く企業はとても少ない。土曜日にわざわざ都内まで出てくるほどではないが、会社帰りなら立ち寄ってもいいかなと思うものはあった。全然今まで調べたことのない会社だが、暇つぶしに行ってみることにした。

それと昨年の12月に開催された野村IRフェアで興味を引いた会社を私なりに調べてみたのだが、"良い"と思われる会社はいくつもあったのだが"割安"という観点からはかけ離れた企業ばかりであった。私の場合"優良"且つ"割安"に感じられないと株式の購入までは至らないのだ。

ただビジネスモデル的にはなかなか優れていると思われる企業が数社あったので、引き続きウォッチをしていくことにした。今年も私の場合何だかんだ言っても結局あまり新規購入する銘柄は少ないままで終わりそうだ。早期リタイアをしたら、こういう会社説明会にしょっちゅう顔を出すようになるのだろうかねえ。

この週末は溜まっていた1週間分の新聞を読んだりしていた。んで比較的景気の良い話題が多い中、新年早々やってくれるなあという記事が目に入ってきた。早期退職の常連さんのソニーがまたまた早期退職を募集するというものだ。

本Blogでも何度かソニーの早期退職については書いてきたと思うが、資産売却のニュースがないなと思っていたら今度は早期退職の番であった。関係者の方には申し訳ないが、これはもう笑うしかない。さすが日本で有数の高年俸をもらっている経営陣のすることは一味違うね。今回もお題目は構造改革らしい。ソニーの構造改革は群馬県の八ッ場ダム工事並みの長期計画らしい。

これだけ毎年のように早期退職の募集をしているとソニーの人事部門には完璧な早期退職マニュアルができあがっているのだろうね。ひょっとすると早期退職や追い出し部屋のノウハウは基調な情報として他社へ高く売れるかもしれない。セカンドキャリア推進事業部としてコンサルタント事業を始めるのもいいかも。

おそらく、こうやって毎年のように早期退職を募集するというのも経営者の感覚が完全に麻痺しているからなのだろうねえ。経営者の保身だけで退社する社員のことなどこれっぽっちも考えていないのだろう。私は海外に勤務していた時に最終的に本社の指示で現地の会社を解散してきたという思い出したくもない経験をしている。私にとっては悪夢としか言いようのないきつい体験であった。

マスコミはソニーに関してはまだ関心を持っているようで、あちこちで関連記事を見かけるのだが不思議と平井社長へのあからさまな退任勧告の記事はあまり見たことがないような気がする。平井氏はマスコミには人気があるのだろうか?丸3年間社長をして現在の業績で許してもらえるのだからソニーの社長業は楽チンだ。間違いなく事業本部長クラスで今の業績であればとっくに首になっていたはずだからだ。

それよりもストリンガー前会長時代からもう通算で10万人超の人員削減をしていると思われる。ということは裏を返せば家族や親族を含めると数十万人規模のアンチソニーファンを作り出していもいるという事実には思い至らないのだろうかねえ。コンスーマー向け商品がメインのソニーには影響が大きいと思うのだが。

先週は父の葬儀でバタバタしていたため、ほとんど相場を見ていることが出来なかった。新聞やTVとも隔絶されていたため、何が起きていたのかもよくわからない。EUがついに量的緩和に動いたため為替に波乱があったことくらいは認識していた。

私の持ち株たちは下がってはいなかったものの、さほど上がってもいなかったようだ。小型株が主力なので日経平均ほどの上昇はなかった。やはりこういう時は東証一部上場の大型銘柄を入れておくと安心なのかな?ただどうしても小型株に比べて割高に思えてしまいなかなか買うまでには至らないのが反省点だ。

実はIPOしてまもないにも関わらず株価が低迷していた銘柄があり、指値を入れていたのがあったのだが先週エラク上がってしまっていた。(涙)買おうと思えば楽に買えていたのだが、放置している間に30%も上がってしまっていた。悔しいなあ。

アメリカの金利の引き上げまでは株価は上昇傾向にあるとみて、5月くらいまでフルにポジションを持ってしまうかそれともギリシャの選挙の結果に備えてキャッシュポジションを厚くしておくかちょっと悩ましい状況だ。

FX投資は様子見だ。お試しで指値を入れていた豪ドル円の買い、NZD円の買い、ユーロ円の買いが1枚ずつ約定していた。いずれも損失となっているが方向性がはっきりしたら損切りか買い増しに動きたいと考えている。以前も書いたがFX投資は千載一遇の機会と捉えているので売りでも買いでも収益を上げられるよう注力していきたいと思っている。

昨日まで父の葬儀のため実家に帰っていたのでBlogを更新することができなかった。18日の未明に父が亡くなり葬儀関連のお手伝いをしているうちにあっという間に5日間が過ぎてしまった。私は葬儀に携わるのは初めての経験であったが、いろいろと考えさせられた。

父に関しては12月からずっと危篤状態であったので、ようやく楽になれて良かったのではないのかと逆に少しほっとしている。苦しんだ様子もあまりなかったので恵まれた方の死に方だったのかもしれない。心配なのは一人取り残された母の方だ。かなりぼけてきているので施設に入れれば安心なのだが、なかなか空きがないのが現実だ。

今回私が父の葬儀を取り仕切ったわけではないのだが、ついつい投資家目線で葬儀ビジネスを眺めてしまった。それにしても葬儀関連のビジネスは明らかに儲かると感じた。お寺、葬儀屋、花屋、仕出し屋、NTT等々。

特に理不尽だと思ったのが戒名だ。正にぼったくりもいいところで坊主に対する怒りさえ感じるものであった。悪徳坊主はどこにでもいるらしいが、これほどひどいとは思わなかった。私は高額をお布施してまでしてお墓には入りたくないなあと思う。

最も経済的な側面から考察すると田舎のお寺は檀家が減る一方なので、1件当たりの単価を上げないとやっていけないというのもわかる気もする。今は利益率の高い葬儀ビジネスも団塊の世代が死期を迎えるのをピークに急激に落ち込んでしまうのだろうなあと、葬儀の待ち時間に考えてしまった。

私がFX投資の主力として利用している取引業者の一つはFXCMジャパンだ。その米国にある親会社が今回のスイスフランの急騰により顧客に264.4億円の欠損が発生したため倒産の危機に直面してしまったらしい。今のところ救済してくれる会社が現れ、来週以降も通常の営業はできるようだ。

FXCMジャパンについては特に影響はないとのプレス発表はあったが、顧客が大損をぶっこくと取引業者も一緒に潰れてしまうリスクがあるというのを実感させられてしまった。そう言えば先週今回上げた利益分を出金する際に、わざわざ確認の電話が来たがそういう背景があったためなのかと再確認した次第だ。これまでは出金は何度もしているが確認の電話なんか来なかったからね。

それにしても米国ではこれほど大きな損失を出すほどにスイスフランをショートしていた人がたくさんいたことに驚いてしまった。昨日も書いたがこのところの為替の動きは、年に何回も来ない動きの激しい相場だと思っている。リスクもあるが大きく稼げるチャンスでもあるので、慎重かつ大胆に取り組んでいきたいと思っている。

来週である程度相場の方向性が確認できると思われるので、円高に向かうようであればそれに乗って買い乗せをしていきたいと考えている。この2年間でFX投資で稼いだ利益はすべて回収してしまったので、ちょっと強気に行ってもいいかなと悪魔の囁き声が聞こえている。(笑)

想定以上にユーロの下落が止まらないようだ。ユーロ円が140円になった時に大喜びして買い戻したのはつい先日だったのにね。本Blogを書いている時点で何と135円を切ってしまっている。12月ごろは150円近くしていたのが嘘みたいだ。

ユーロの陰に隠れていて目立ってはいないが英ポンドもかなり下落をしている。買いたい気分が充満しているがもう少し様子を見てみたい。米ドルも対円で下落傾向にあるが、もう一段下落するようならまとめ買いするかもしれない。豪ドル、南アランドの高金利通貨は私の期待値以上には下がってはいない。

現在の為替の状況は年に数回しか訪れないFX投資のチャンスであると捉えている。下げが急だっただけにそろそろ下げ止まるのかもう一段下がるのかなかなか判別がつきにくい。したり顔で解説をしている無責任なエコノミストの為替の見通しの話なんて全然あてにはならないからだ。

取りあえず方向性を確認するために、米ドル円、英ポンド円、豪ドル円、南アランド円、ユーロ円の買い注文を1枚ずつ入れてみた。ユーロ円の売りはさすがに遠慮した。(笑)株式投資は面白くない展開が続いているのでしばらくは放置だ。

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