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早期&定年退職したオヤジの投資Blog

55歳で早期退職、60歳で定年退職をしたおっさんの投資日記です。

2018年01月

早くも2018年の1月が終わってしまった。昨年くらいから一段ギアが上がったかのように月日の過ぎるのが早く感じられるようになってきた。老化へまっしぐらか!なんだか焦るなあ・・・。

さて1月の投資成績だが昨年末に比べて±ゼロであった。月中は最大で+3%、最小で‐1%であったのだが終わってみれば昨年末と変わらずであった。昨日今日とで貯金を一遍にはたいてしまった感じだ。まあ、マイナスで終わらなかったので良しとしよう。

今年の株式市場は昨年よりは波乱の多い相場になると考えているので、一度くらいは日本株のバーゲンセールがあると信じてじっと待ち構えていたいと思う。定年退職者は時間だけはやたらあるので、勝てる確率の高い相場がやってくるまでじっくり待てばいいのだ。昨年も同じようなことを書いていたのは内緒だ。(笑)

急落を待ち構えるのはやはり高配当銘柄中心になる。減配のリスクの少ない高配当銘柄をリストアップして買値希望株価に下がるまだひたすら待ち続けるというとても悠長な作戦だ。ただ小型成長株については買いたい銘柄が見つかれば指標には目を瞑ってえいやっ!で買ってしまうかも。

2018年はFX投資に力を入れる予定だ。現在はトルコリラ円を少しずつ買い増しをしている。目標枚数の三分の二まで集めることができたのであとも少しだ。目標枚数まで達したら後はスワップポイントがチャリンチャリンと貯まるのを毎日ニヤニヤしながら眺める予定だ。

ユーチューブに「社畜ミュージアム」なる動画がアップされている。これがなかなか面白くて2度見してしまった。まだ見たことのない方は一度覗いてみるのもいいかもしれない。

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「社畜あるある」的な演出だが私もサラリーマン時代を懐かしく思い出してしまった。私が一番同意できたのは「居残り部長」編だ。家に帰っても居場所がない?上司が、毎日遅くまで会社に居座るパターンだ。

これは部下にとって迷惑極まりない行為だ。若いころは私も「お先に!」が言えなくて居残り残業をしてしまったのを思い出してしまった。まあ、あの頃は残業代が付いたので割り切れたが、残業代が貰えないとなったら人生の無駄遣い以外の何物でもない。

そしてこの動画を作成したのが独立行政法人中小企業基盤整備機構という異様に名前が長いところなのにびっくりだ。中小企業向けのPR動画ということだが内容的には大企業向けのように感じてしまった。結構お金もかかっていそうだ。政府が旗振りしている「働き方改革」用の経費で作ったのだろうか。

私はサラリーマン時代は比較的会社運には恵まれほとんど辛い目にあったことはない。遠距離通勤を除けばあまり社畜化はしなかったと思っている。その代わり上司運には全く恵まれなかった。そのお陰で人に頼らない自立心の高いサラリーマンになってしまった感じがするのだ。

それにしてもこういうPR用の動画を政府系の組織が作るなんて状況は不思議といえば不思議だ。賃上げにしても音頭を取っているのは政府だし、いつの間にか日本は社会民主国家になっていたのかもしれない。(笑)労働者のために活動しているはずの労働組合って最近は正社員の既得権を温存するためだけに存在する"保守勢力"になってしまったのだろうか?

ぼんやりしている間にも時間は過ぎて、2018年は早くも1ヶ月が過ぎようとしている。毎度のことではあるが月日の経つのは早い。これの積み重ねで80歳、90歳になってしまうのだろうねえ。体が自由に動くうちにやりたいことはとっととやっておかねばと気ばかり焦り気味だ。

先週末は長兄が実家に行ってきたようだが、水道が完全に凍結していて水が全く使えなったようだ。トイレの水も雪を溶かして代用したとのことであった。グループホームに入所中の母の面会にも行ったが、全国的にインフルエンザの影響で治まるまでは外来者の面会は禁止の処置がとられていた。その為結局面会できなかったそうだ。わざわざ極寒の地に行ってこれでは散々だ。2月は私が行く予定なのでその時はどうなっているのかな?

それにしても「コインチェック」騒動は野次馬として眺めている分にはなかなか興味深い。500憶円以上の仮想通貨が盗まれたにもかかわらず犯人探しにはあまり熱心ではないような印象を受けるのは私だけだろうか?これが現金とか貴金属なら大騒ぎになると思うのだ。普通ならワイドショーあたりで北朝鮮説を声高に騒いでもおかしくない状況だと思うのだがねえ。

米国株が連日高値を付けて凄いことになっている。上昇をする理由はいろいろと理由付をされているが、私は明らかに調子に乗り過ぎだと思っている。私は米国株もETFも保有をしていないので直接の影響はないが、今年中に1回は大きくクラッシュしてしまう確率は高いと妄想している。その時に日本株がどう反応をしてしまうのか?だけが一番の気がかりだ。日本株は意外と踏ん張るような気はしているのだが・・・。

昨日の記事で「資産運用EXPO」について書いたが書ききれなかったことが結構あったのでその続きだ。この展示会へ入場するための手続きで来訪者の属性を表すラベルがあるのだが、私は「定年退職者」ではなく「個人投資家」をためらわず選択した。(笑)

この「個人投資家」という属性は大いに役立てくれたような印象だ。各社のブースを訪れても一応"潜在的な顧客"として丁重に扱ってくれるからだ。特に不動産投資のブースなどはしつこいくらいい説明を受けてしまうことが多くて御利益があり過ぎて困ってしまった。

結構肩書の威力って大きいんだね。こうなったら「個人投資家」という肩書を付けた名刺でも作ってしまおうかな。(大笑)実は秘かにファイナンシャルプランナー3級の資格でも取得して名刺を作ろうかなと考えていたが、勝手に「個人投資家」を名乗っても効果はあんまり変わらないのかもしれない。

そう言えば投資コーナーに「コインランドリー」のフランチャイズをしている会社が2社も出店していたのにはちょっとびっくりだ。やはり上場を果たしたWashハウスの影響が大きいようだ。Washハウスが九州から全国展開を図っているが関東への出店では苦労していると聞いたことがある。

今回出展していた2社共に関東を中心にコインランドリービジネスを展開しており、両者とも九州と関東では同じようなビジネスは通用しないと力説をしていたのが印象に残った。かなりWashハウスを意識していた。私はこのビジネスは一にも二にも立地だけで勝負は決まってしまうと思っているのだけどね。

といろいろと刺激を受けてきたので私も少しだけだが投資意欲がモリモリと湧いてきてしまった。物欲はあまりないので、今年の旅行資金を短期投棄で稼いでみようかなという気になってきた。株式での短期売買よりもFX投資の方がチャンスがありそうなので機会を見て仕込んでみたいと思う。

今年から開催が始まった「資産運用 EXPO」に行ってきた。主催はリード エグジビション ジャパン社で場所は東京ビッグサイトだ。1回目なのでどのような内容なのか全然わからなかったので興味津々野次馬根性丸出し、お土産乞食になりきって会場を廻ってみた。(笑)

"資産運用"というタイトルの通り「金融資産」「現物資産」「不動産投資」の3つに属する会社が出展をしていた。不動産関連が展示ブースの半分以上を占めていた印象だが、知らない会社が大多数で久しぶりに好奇心丸出しで各ブースを訪れてみた。

「金融資産」関連では仮想通貨とFX/CFD関連の展示が目についた。出展している証券会社も商品先物系からスタートしたような会社が多く私には馴染みのないところばかりであった。ソーシャルレンディングやフィンテック関連の会社もありなかなか興味深かった。

「現物資産」関連は金と太陽光発電がらみがメインであった。太陽光関連は具体的な物件を値段付きで提示して即商談に入れる体制にしているところもありとても面白かった。2,000〜3,000万円から投資できる案件もあるのにはちょっとびっくりだ。利回りも6〜10%くらいは確実に見込めるので物件によっては悪くない投資対象のような気がしないでもない。

「不動産」関連は相も変わらずアパートやワンルームマンションがメインで今回は地方が割と多めのなのと海外の投資案件が結構あったのが特色かもしれない。ドイツの賃貸不動産に特化したものもあったのが珍しい。ユーロで支払いができるというので担当者と話し込んでしまった。(汗)私の手持ちのユーロの出口戦略になるとかも?と思ったからだ。

個別企業のIRコーナーも地味に存在していたが、場違い感が無きにしも非ずといったところであった。こういう人間の欲望がギラギラとした催し物は刺激があって良いね!次回は規模が2倍になるらしいのでもっと怪しげな投資案件が続々登場しそうで今から楽しみだ。(笑)

株式投資をしていて私が現在一番気になっているのは日銀が購入したETFを一体いつ市場で売却をするのかということだ。国債とは違ってETFは必ず売る必要があるからだ。この日銀の出口戦略についての解説記事を探していたら以下の記事を見つけた。

日銀ETF購入の「出口」、市場が描く5つのシナリオ
日銀のETF保有額は1月20日時点で簿価17兆円(自己資本は8兆円)。昨年9月末の評価益は4兆円だった。仮に10年かけて簿価で売却したとしても、年間1.7兆円になる。
17兆円とは凄い金額だ。しかもこれが今後もどんどん膨れ上がっていくのかと考えただけでもぞっとしてしまう。現在の日本の株高を下支えしているのは間違いないところだがこれ以上の購入はさっさとやめてほしいものだ。いずれこれが市場に出てきたら日本株が大きく下がったしまうのは確実だからだ。

記事によると出口戦略は幾つかのパターンが考えられるようだが、私としては買取機構にそのまま買い取ってもらうのが一番(都合が)良いような気がする。問題を先送りするだけなのかもしれないが時間稼ぎは出来そうだ。

いずれにせよ日銀の出口政策があまりマスコミの記事にならないのが不思議だ。株価への影響を考えてのことだろうか。誰も読みたくないからか?(苦笑)日銀によるETFの売却と株式売却益への増税が同時にやってきたら日本の株式市場は大パニックになってしまうよね。杞憂に終わればいいのだが。

年が明けた途端に気になるニュースをあちこちで見かけるようになった。確かNHKがいち早く伝えたような気がするが概ね以下のような内容であったと記憶している。
2019年度の税制改正に向けて株式の配当や売却益など金融所得への課税を強化するかどうかを検討していく見込みとなった
日経新聞にもちょこっと記事が出たような気もする。現在の20%という税金を上げることにより税収を増やすという財務省の本音が見え隠れしている感じのニュースで気持ちが悪い。いずれは金持ち優遇はけしからんとかいう世論を盛り上げて増税に踏み切るのだろうかねえ?

気になったので日本以外の国の株式譲渡益に対する課税がどうなってるのか調べてみた。財務省のHPに以下の比較表が掲載されていた。

主要国の株式譲渡益課税の概要

財務省が嘘をついていなければ(笑)、日本の税率は少し低めな気がしないでもない。これを見る限りあとプラス5%の25%くらいにはなりそうな気がしないでもない。もし30%を超すようなことになれば私には株式投資はリスクに見合わない重税感を感じてしまう。

まだ増税の話が出だしたばかりなので2019年から適用ということにはならないとは思うが、消費税のアップとセットで実施されてしまう嫌な予感しかない。もしそうなってしまうと駆け込みで売却をする人が続出して株価は大きく下がってしまうのだろうかね?

私はあまりにくだらない番組が多いのでTVはあまり見ない方だと思う。しかし全く見ないということはなく、ニュース、海外旅番組、BSで放送している経済系の番組は見たりしている。

それにつけても地デジで放送している番組のつまらなさは驚異的なレベルで番組スポンサーの商品は不買運動をしたくなるくらいだ。(笑)未だにお高い広告費を出しているところをみると、それなりに効果はあるのだろうか?私はそれが以前から不思議で仕方がない。日本ではまだまだTVは大きな影響力を持っているのかもしれない。

今時ゴールデンタイムにTVを見ている層は購買意欲の強くない老人層か購買意欲はあるもののお金のない低所得者層が多いのではないかと勝手に想像している。少なくとも私の子供たちはほとんどTV放送は見ていないようだ。モニターとしては利用しているようだが。

私はCATVの契約をしている。理論上は数十チャンネルを見ることができる環境にあるものの特定の数チャンネルしか見たことがない。一番見るのはニュース専門チャンネルかな。それと海外のTVドラマを放映しているチャンネルだ。

私は英米のTVドラマ好きなのでついつい見てしまうことが多い。年末年始は何故か海外ドラマの一挙放送というのをやるのでまとめて録画をしている。今年もたくさん録りだめてしまったので、このところ少しずつ視聴をしているところだ。

英米系ドラマは日本のドラマに比べると面白いものが多いが、一度見始めてしまうとタイムイーターになってしまうのが困ったところだ。特に定年退職後は自由時間がたっぷりあるので、ハマってしまったドラマを延々と見てしまったりしている。

こんな生活をしていると痴呆へまっしぐらなような気がしあいでもないが、今のところ気にせず見たいだけ見るようにしている。せっかく手に入れた権利なので大いに使わせてもらおうというスタンスだ。

今年に入ってから元気のなかった私の持ち株たちが少しだけ元気になってきた。水面下からちょっとだけ顔を出した程度で指数にはまだまだ負けているが、プラスに転じてくれただけでもOKとしたい。

このところ元気なのが「3479ティーケーピー」だ。昨年に購入をした数少ない銘柄の一つだ。買値から半年で約1.1倍になったところだ。先日発表した決算の内容が良かったのでこのところ急伸したようだ。他の新興市場の銘柄が凄い勢いで上昇する中イマイチの上昇にとどまっていたが、ようやく上がってくれてほっとしている。

貸会議室を中心としてそれらに付随するサービスの運営がメインだが最近はビジネスホテルにも力が入っているようだ。積極的にビジネスを拡大中で売上&利益も順調に増加を続けており成長余力はまだまだありそうだ。

ただ当初は持たざる経営に徹して事業を拡大してきたにも関わらず、昨今は自前物件での運営が多くなってきたのが気がかりな点ではある。比率的にまだ多いとは言えないので気にするほどではないのかもしれないが。一番の気がかりは大塚家具への資本参加だ。私はいまだにそのメリットが理解できていないからだ。

いずれにせよ当社はまだまだ成長を続けてくれるものと妄想しているので、よほどのことがない限り売却をするつもりはない。テン・バガーは無理でもファイブ・バガーくらいは狙えると思っているのだが。定年退職者の保有株として無配はきついので1日も早く配当を出してほしいところだ。

2018年に入って初めての個人投資家向け会社説明会への参加だ。今回は読売ブリッジサロン主催だ。野村IRも頻繁にIR説明会を開催をしているが、このところ大手企業ばかりで参加したくなるような機会があまりないのが残念だ。

フェローテックホールディングス(6890):執行役員取締役 若木 啓男氏
半導体やFPD製造装置等の部品、対象物を瞬時に高い精度で温めたり、冷やしたりできる冷熱素子「サーモモジュール」を核とする電子デバイス、太陽電池関連製品等の製造・販売、及び関連する各種技術サービスを手掛けている。2017年4月に持株会社体制に移行。
この会社の社名は知っていたが何をやっている会社なのかまでは調べたことがなかった。当社のユニークな点は元々米国に本社を置く会社の子会社として日本に設立されたのだが、MBOで本社から独立し更にその本社を買い取ってしまったという点だ。セブンイレブンと同じような感じか。

業績は半導体装置関連のビジネスが絶好調だ。EV関連のビジネスも大きく伸びてきている。8インチシリコンウエファー等の新規ビジネスも順調に立ち上がっているとのことであった。半導体へのウェートが高くなっているので裏期になると厳しくなる可能性は高いがなかなか面白い会社だと思った。暫くの間監視をしていきたい。

モリト(9837):経営企画部IR課長 伏野 裕希氏
服飾の付属品や、自動車の内装品等の企画・開発から製造に加え、卸・流通までを一貫して手掛ける専門商社。創業100年を超す歴史の中で培われた高い信頼性、高シェア、グローバルネットワークなどが強み。
最近IRにかなり熱心会社だと思う。IRフェアにも参加していることが多いように感じる。服飾品の付属品のビジネスがメインなのでとにかく地味だ。当社を知る機会はこういう機会でもない限りなかなかない。

市場シェアが高いものが多く業績も堅調だ。自動車の内装関連のビジネスも徐々に伸長中だ。しかし成長していくためには海外の売上の拡大と性とM&Aが必須のようだ。地味で堅実な会社であるが投資先としてはやや魅力に欠けるかも。

竹本容器(4248):取締役 戸田 琢哉氏
化粧品・美容、食品・健康食品、日用・雑貨などの用途向けにプラスチック製やガラス製等の包装容器の製造販売を行っており、自社で容器の企画・設計を行い、製造に必要な金型を3,160型所有。2017年6月、東証1部に指定。
ここは2〜3年前にIPOをする際にいろいろと会社内容を調べたことのある会社だ。いつの間にか東証一部に鞍替えをしていたようで立派なものだ。日本には当社のような容器関連のメーカーは中小企業が大多数だが数多く存在している。当社より大きな会社2社ほどありいずれも非上場だったはずだ。

当社は自社で金型を持ち容器をカタログ販売できるのに特色がある。小ロット生産に向いた容器を主力にしている。そのため価格はやや高めに設定できるようだ。そして化粧品等の比較的価格の高い商品の容器向けなので食品容器のように買いたたかれることは少ないのかもしれない。当社も堅実に地味に成長を続けているが、あまり面白い業態ではないので投資先としては私はパスだ。

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