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SKE福士 R―1準決勝進出ならずも「いい経験になりました」 栃木県の架空ゆるキャラで"名演"

[ 2022年2月3日 23:06 ]

「Rー1グランプリ2022」の準々決勝に登場したSKE48・福士奈央
Photo By スポニチ

ピン芸人日本一決定戦「R―1グランプリ2022」の準々決勝が3日、大阪・ミナミの「よしもと漫才劇場」であり、1、2日の東京会場と合わせて、ヒコロヒー(32)、河邑ミク(27)、ZAZY(33)、吉住(32)ら31人が13日の準決勝進出を決めた。アイドルとして初めて準々決勝に進んだSKE48・福士奈央(22)は準決勝進出はならず。「いい経験になりました。ここまで来られた自分を褒めたい。来年も挑戦します」と語った。

栃木県出身の福士は3年前の「THE W」で披露した地元ネタをグレードアップして勝負。ピンクのドレスをまとった栃木県の架空ゆるキャラ「とち子」を名乗り、着ぐるみを着ている間は栃木県をPR。だが、かぶり物を脱ぐと、顔を白塗りにした『悪魔』に変身し、栃木県の悪口三昧。AKBグループの一員として、アイドルとして初の準々決勝の大舞台も「自分のできるものは出し切れました。緊張より、楽しかった」と満足そうな笑みを浮かべた。

「アイドルということを頼りにせず1人の芸人として戦いたかった」とSKE48のメンバーということを伏せて出場した。お笑いに本気だという証だ。名古屋からの新幹線車中で、切符をなくしててんてこ舞い。マネージャーがコーヒーをこぼしたり、ついてない1日だった。準決勝進出もならなかったが、福士は達成感でいっぱい。今後も「THE W」「R―1」と賞レースには挑戦し続けるつもり。「レベルの高さを感じました。面白い人ばかり。まだまだ頑張ります」。お笑い芸人としてのコメントに力を込めた。

昨年から出場資格が芸歴10年以内とリニューアルされた「R―1グランプリ」。今年は3199組がエントリーし、準々決勝には117組が出場した。準決勝は13日に東京・有楽町の朝日ホールで開催される。

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