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三浦友和"1冊丸ごとオキ"「西部警察」写真集第3弾4日発売、初めてドラマ語る 貴重な発言数々

[ 2022年2月3日 05:30 ]

写真集「西部警察PERSONAL3 三浦友和」の表紙
Photo By 提供写真

石原プロモーション制作の人気刑事ドラマの最新写真集シリーズの第3弾「西部警察PERSONAL3 三浦友和」(青志社)が、4日に刊行される。秘蔵写真174点に加え、三浦の3時間に及ぶインタビューを特写も含めて21ページで特集。三浦が同ドラマについて語るのは初めてで、その貴重な発言の数々は注目を集めそうだ。

三浦は、「オキ」こと沖田五郎役として82年5月放送の「西部警察 PART―2」第1話で初登場。パート1で卒業した寺尾聰(74)、苅谷俊介(75)の後任として大門軍団に加わったが「童顔でしたし、お二人のハードボイルド系のイメージをどうやったら穴埋めできるか、不安を抱いて撮影に臨みました」と述懐している。

しかも、衣装は全て自前で「毎回撮影が終わると持って帰り、洗濯をして翌日そのまま着ていくという感じ。アクションもこなしていたわけですから、よくやっていたなと思います」と苦笑。「少しでも甘い感じをなくしたい」と初期の段階での角刈りのような短髪は、渡哲也さんに紹介してもらった理髪店で切っていたという。

その渡さんに関しては「男がほれる漢(おとこ)を初めて間近で見た」と心酔し、その後も家族ぐるみで親交を深めた。1日に死去した石原慎太郎さんの小説をドラマ化した04年「弟」では晩年の石原裕次郎さんを演じた。オファーは一度断ったが、その後、渡さんから直接電話で懇願され、翻意したことを明かしている。

オキは凶悪犯から受けた銃弾が摘出不可能で余命6カ月と告げられ、「PART―3」の第6話で姿を消した。それでも「毎日が楽しくてしょうがなかった。そんな現場は過去にありませんでした」と懐かしそうに語っている。

◇「西部警察」 テレビ朝日で79〜84年に3シリーズ、全238話が放送された刑事ドラマ。木暮課長(裕次郎さん)、大門団長(渡さん)の下に集まった精鋭たちが、ド派手なカーチェイスや銃撃戦を繰り広げ、犯人を追い詰めていく。爆破シーンなどスケールの大きな演出も人気を呼んだ。壊した車両は4680台に及ぶ。写真集は「LEGEND」、「LOCATION」に続く3シリーズ目で、「PERSONAL」第1弾は木暮&大門、第2弾は巽&鳩村(舘ひろし)。

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