ジャンルから探す
シリーズから探す

裁判員時代にみる狭山事件

裁判員時代にみる狭山事件

狭山事件の捜査・取調べの経過,自白・万年筆・脅迫状など証拠,確定判決の内容を検証する。

著者 菅野 良司
ジャンル 法律 > 司法制度 > 一般書
出版年月日 2009年06月10日
ISBN 9784877984199
判型・ページ数 A5・344ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

狭山事件について、捜査・取調べの経過、自白・万年筆・脅迫状など証拠、確定判決の内容をコンパクトに解説し、本当にこれで有罪にできるのかを検証する。裁判員の健全な社会常識という新たな視点から、狭山事件を見直す。
序 章 同時代の誘拐事件
第1章 狭山事件の全容
1 起訴状
2 犯行ストーリー
3 取り調べ過程
4 吉展ちゃん事件

第2章 状況証拠
1 全面否認の控訴審
2 刑事裁判の鉄則
3 控訴審判決(確定判決)の構造
4 盗まれたスコップ
5 脅迫状
6 脅迫状作成の経緯
7 足跡
8 血液型

第3章 秘密の暴露
1 鞄
2 万年筆
3 腕時計
4 横沢証言

第4章 死体
1 自白と死体の状況
2 殺害方法
3 頭部損傷
4 死亡時刻
5 死斑
6 荒縄と細引き紐

第5章 自白
1 自白の取り扱い
2 被告人の生い立ち
3 取り調べ状況
4 否認期

5 弁護士不信
6 共犯期
1 脅迫状の配達役
2 「10年の約束」
3 「約束」を否定する取調官

7 単独期
1 ストーリーの肉付
2 関源三の再登場
3 留置場の「詫び文」
4 被告人と長谷部との合作
5 原作成の3通の自白調書

8 自白の変遷
1 自白調書の綴り方
2 動機
3 被害者との出会い地点
4 自転車の止め方
5 被害者の父親の名前

9 捜査当局の不安
10 「毒饅頭」論
11 控訴審判決の事実認定論
12 無期減軽

第6章 法廷内外
1 小原保との出会い
2 竹内景助との出会い
3 荻原佑介との出会い
4 竹内の獄死
5 寺尾判事
6 支援活動

第7章 長い道
1 最高裁の上告棄却
2 第一次再審
3 第二次再審
4 第三次再審

関連書籍

関連記事

同じジャンルの商品

おすすめ書籍

お知らせ

一覧

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /