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えん罪を生む裁判員制度

陪審裁判の復活に向けて

えん罪を生む裁判員制度

裁判員制度によって裁判員がえん罪づくりに加担させられる危険性とその背景を浮き彫りにする。

著者 石松 竹雄 編著
土屋 公献 編著
伊佐 千尋 編著
ジャンル 法律 > 司法制度 > 一般書
出版年月日 2007年08月10日
ISBN 9784877983437
判型・ページ数 4-6・264ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

2009年実施の裁判員制度で、裁判員は、えん罪づくりに巻き込まれてしまうかも知れない。なぜ裁判員制度はえん罪をつくるのか。その背景を浮き彫りにするはじめての書。
はじめに........................土屋公献
第1部 なぜ、裁判員裁判はえん罪を生むのか
第1章 刑事裁判は、なんのためにあるのか
第2章 刑事裁判は、うまくいっているのか
第3章 無罪判決は、どのように獲得されているのか
第4章 えん罪をつくらせられる裁判員
第5章 裁判員裁判へ6枚のイエローカード
第6章 職業裁判官による裁判のままでよいのか

第2部 刑事裁判のどこに問題があるのか
第1章 刑事裁判の現実を見る
実例2 ある痴漢えん罪事件 否認すると四カ月も勾留
実例3 鹿児島選挙違反事件 警察の強引な取調べを追認する検察
実例4 奈良医大事件 「人質司法」の罠
第2章 えん罪を生む捜査と裁判のしくみ
第3章 ヒラメ裁判官の誕生――裁判官が最高裁から統制されている実態
第4章 刑事弁護人はどのように無罪を獲得してきたのか

第3部 公判前整理手続で無罪の発見はできるか
第1章 刑事手続の原則を無視する公判前整理手続
第2章 公判前整理手続はえん罪を増加させる

第4部 裁判員法を徹底検証する
第1章 裁判員裁判の本当の狙いはどこにあるのか
第2章 裁判員制度の中身をしっかり見よう

第5部 特別寄稿 陪審裁判の復活のために
陪審裁判の復活は、佐伯先生の遺言
【特別寄稿】陪審裁判の復活のために 佐伯千仭

あとがき 笛吹けど踊らず........................伊佐千尋

コラム/裁判ステップアップ知識
日本にも陪審裁判があった
裁判員制度とフランスの陪審制度
模擬裁判員裁判体験記
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