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発達障害とメディア

発達障害とメディア

発達障害者の事件に内在するメディアの問題とは何か。現場の記者,当事者,医師,弁護士がそれぞれの立場からメディアを考える。

著者 野沢 和弘 編著
北村 肇 編著
ジャンル ジャーナリズム
出版年月日 2006年02月16日
ISBN 9784877982737
判型・ページ数 4-6・216ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 絶版

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発達障害者の事件はどのように報道されているのか。またその報道に内在するメディアの問題とは何か。現場の記者、当事者、医師、弁護士がそれぞれの立場からメディアを考える。

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発達障害とメディア オンデマンド(ペーパーバック)

にじゅうまる序章にじゅうまる
病歴や障害名はどう報道されているか 野沢和弘(毎日新聞記者)
長崎事件〜障害名をめぐるスクープ合戦
豊川事件〜発達障害に対する誤った認識
佐世保事件〜専門家発言の安易な掲載
横浜事件〜読者との〈暗黙の了解〉の是非
報道の影響〜一人歩きを始めたイメージ

にじゅうまる第一章にじゅうまる
報道の現場から 野沢和弘(毎日新聞記者)
はじめに 発達障害の子をもつ記者として
なぜ障害名を報道するのか
知る権利と障害者報道
これからの報道に向けて

にじゅうまる第二章にじゅうまる
当事者の立場から
×ばつ野沢和弘
【特別寄稿】森口奈緒美(作家)
悪いことだけでなく、良いことも報道して欲しい

にじゅうまる第三章にじゅうまる
司法の現場から 大石剛一郎(弁護士)
はじめに
浅草事件の検証
報道がもたらす影響
精神鑑定は信じられるのか?
メディアに期待すること
【参考】刑事事件における精神鑑定

にじゅうまる第四章にじゅうまる
医療の現場から 市川宏伸(医師)
はじめに
医療とメディアとの接点
メディアが報じることの意味
研究段階における報道の類型
おわりに〜慎重さとバランス感覚を

にじゅうまる第五章にじゅうまる
家族の立場から 氏田照子(社団法人日本自閉症協会副会長)

はじめに
これまで「自閉症」はどのように報道されてきたか
日本自閉症協会から見た今のメディアのありよう
キーワードは「普段から」

にじゅうまる終章にじゅうまる
受け手の叱咤激励(メディアリテラシー)がメディアを変える 北村肇( 「週刊金曜日」編集長)
報道の前に人権なし
二つのタブー
高見に立ったジャーナリスト
消極的人権擁護と積極的人権擁護

発達障害の基礎知識 市川宏伸(医師)
はじめに
発達障害の概念
代表的な軽度の発達障害
発達障害と医療
発達障害と福祉
発達障害と教育
おわりに

コラム1 ハリウッド映画には自閉症がいっぱい
コラム2 障害者と文明
コラム3 「自閉隊」発言
コラム4 風の精
コラム5 親

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