イラク日本人拘束事件と「自己責任」報道
海外メディアは日本人拘束事件をどう伝えたか
「イラク拉致事件」を報道した海外メディアと日本メディアを比較分析する。
| 著者 | 同志社大学浅野健一ゼミ 編 |
|---|---|
| ジャンル | ジャーナリズム |
| シリーズ | GENJINブックレット |
| 出版年月日 | 2005年01月26日 |
| ISBN | 9784877982355 |
| 判型・ページ数 | A5・120ページ |
| 定価 | 本体1,100円+税 |
| 在庫 | 絶版 |
僕が伝えたいこと--恐怖を感じた「自作自演」「自己責任」報道の嵐 今井紀明
はじめに/アルジャジーラで初めて知った日本の状況/拘束、焦りと恐怖/フラッシュの恐怖/帰国後に初めて知った週刊誌報道/唖然とした「自作自演」「自己責任」論/深いダメージ/誹謗中傷/僕が伝えたいこと/なぜイラク問題か/今後の市民運動について
●くろまる第2部 パネルディスカッション
「自己責任」論とジャーナリズムを考える
×ばつ森 ×ばつ浅野健一
「自己責任」論の背景/ジャーナリストの役目とは/質疑応答
●くろまる検証
イラク日本人拘束事件と「自己責任」論をめぐる報道姿勢--海外メディアと日本メディアの比較検討
はじめに/米国/英国/フランス/ドイツ/韓国/中国/日本/日本の英字新聞/おわりに
●くろまる検証
香田証生さん殺害事件報道--イラクでの拘束事件で初の犠牲者
小泉政権と冷酷なメディアに殺された香田さん
政府を免責する主要メディア/各社の社説/沖縄の新聞が正論/北海道新聞も/共同通信が世紀の大誤報/今回も海外メディアが批判/米英のメディア/詳しく論評した韓国のメディア/混迷する小泉政権とイラク報道
/息子は目的をもってイラクへ入った