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エリトリア
Eritrea
エリトリアは1962 年にエチオピアに併合されて以来独立闘争を続け、1993 年に国連監視下の住民投票により正式にエチオピアから独立しました。独立以降は長期にわたる内戦により破壊されたインフラの復旧、経済再建に取り組んでいますが、エチオピアとの国境紛争、慢性的な干ばつが影響し、国民生活は依然厳しい状況にあります。これを受けJICAは、人間の安全保障や食料安全保障の観点から、生活基盤の整備(基礎生活環境の改善、国造りのための中核人材育成)を重点分野として事業を実施しています。
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Project プロジェクト
JICAがエリトリアで実施する事業・プロジェクトの情報を提供します。
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デブブ州地方都市給水計画
エリトリアでは全国の平均給水率が低く、加えて数年おきに発生する干魃により水事情は極めて悪い状況です。そのため、住民は河川や伏流水などの非衛生的な水の使用を迫られ、女性や子どもによる遠方までの水汲み労働を余儀なくされています。この協力では、デブブ州のデバルワ、デケムハレ、マイディマ、アディケイの地方4都市における地下水の水源開発、高架配水施設の建設を支援しました。これにより、対象都市の給水率の向上を図り、安全な水の利用による衛生状況の改善、水因性疾患の減少、生活環境の改善に寄与しました。
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保健医療サービス向上のための医療機材管理システム強化プロジェクト
エリトリアは、財政不足のため保健医療への財政投入が十分確保できない中でも、基礎的な保健医療サービスの強化に積極的に取り組んできました。医療現場では主に他国等から供与された中古の医療機材を使用していますが、故障した際に修理が容易ではなく、医療従事者には保守管理の意識が定着しづらい状況でした。また、医療機材の管理を担う保健省傘下の医療機材保守管理ユニット(BMEU)は修理要請に応えるのみで、故障を未然に防ぐ方策が十分ではありませんでした。この協力では、医療機材管理ガイドライン策定、BMEUの能力および作業実績の改善、パイロット病院の業務環境改善と予防的保守管理の日常業務化により、パイロット病院における保守管理を含む医療機材の管理業務の改善に寄与しました。
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アスマラ-マッサワ間道路橋梁改修計画(第1期)
エリトリアの首都アスマラと国内最大のマッサワ港を結ぶアスマラ〜マッサワ間道路は、同国における輸入物資のほぼすべての輸送を担う最重要路線です。しかし、路線上にある5橋梁は老朽化が著しく、重車輌の通過による損傷・劣化も進行していました。紛争後の復興、開発には物資輸送が不可欠なため改修が喫緊の課題となっていました。この協力(第1〜2期)では同路線上にある5橋梁(ギンダ橋、ガテライ第1橋、ドガリ第1橋、ドガリ第2橋、エムクル橋)の新橋建設・補修などを支援しました。これにより、円滑かつ安定的な交通の確保に寄与しました。
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地域医療向上計画
エリトリアでは1998〜2000年の国境紛争により、多くの医療施設が破壊されました。その後、医療施設の修復と新設に取り組んでいますが、地域の診療所では対応出来ない比較的症状の重い患者を対象とする2次医療施設の整備が遅れていました。この協力では、4つの中核病院と医療機器維持管理センター(BMEU)に対して医療機材の整備を支援し、医療サービスの向上を図りました。また、BMEUに修理・検査・訓練機材の整備を支援することで、医療機材の修理件数も増加し、医療機材の維持管理体制が整備されました。
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アスマラ-マッサワ間道路橋梁改修計画(第2期)
エリトリアの首都アスマラと国内最大のマッサワ港を結ぶアスマラ〜マッサワ間道路は、同国における輸入物資のほぼすべての輸送を担う最重要路線です。しかし、路線上にある5橋梁は老朽化が著しく、重車輌の通過による損傷・劣化も進行していました。紛争後の復興、開発には物資輸送が不可欠なため改修が喫緊の課題となっていました。この協力(第1〜2期)では同路線上にある5橋梁(ギンダ橋、ガテライ第1橋、ドガリ第1橋、ドガリ第2橋、エムクル橋)の新橋建設・補修などを支援しました。これにより、円滑かつ安定的な交通の確保に寄与しました。
- 事業別プロジェクト一覧
- プロジェクト所在地図
技術協力、有償資金協力(円借款)、無償資金協力、草の根技術協力それぞれのプロジェクト情報は以下からもご覧いただけます。
エリトリアで実施中のプロジェクトがどの地域で行われているかご覧いただけます。
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