2016年02月08日

デジタルは人を幸せにしない:ポジティブフィードバックによる炎上

ネットでは、リンクが貼られ、
リンクが貼られれば貼られるほど、
そこへのトラフィックが増え、
さらにリンクが貼られる。
炎上の仕組みである。バズリも同じだ。
(酷い内容か素晴らしい内容かの違いだけだ)

これらは、システム理論的には、ポジティブフィードバックと呼ばれる。
出力が入力に加算される系である。

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突き詰めれば

映画のストーリーというものは、
「いかに主人公が見事に問題を解決したか」
「それによって主人公がどう変化したか」
という二つの柱を、
いかに見事に面白く、鮮やかに、感情移入して、
新しく、しかも皆が納得する形で、
書けるかということに、
尽きると思う。

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カット割のパーツ

脚本家は知らなくてもいい知識。
知ってると害がある
(カット割ばかり考えて話が疎かになる)恐れもあるけれど、
やたらとカット割を検索してくる人が多いので。

ヒキ、ヨリ、ツーショット(スリーショット)、
返し(切り返し)、
手元、ブツのヨリ。

こんだけ覚えとけば構成できる。
逆に、これだけで構成出来ない話なんてほとんどない。

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デジタルは人を幸せにしない:「AもBも」を捨てるのが表現だ

遅ればせながら、HDR写真というものを見た。
適正絞りからプラマイ2の、3枚(プラマイを加えて5枚もあり)
の写真から、ハイとローのディテールを拾い、
実質のダイナミックレンジを増やす手法だ。

作例を見て、3歳児が描く絵かと思った。

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あなたの話のピークはどこか

解決の瞬間、と書いてきたのだが、
もう少し前倒すパターンもあり得ることに気づいた。
「主人公の心が変化する瞬間」である。

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