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2017年01月31日

ボトムポイントからの脱出

ボトムポイントに限らず、
ピンチからの脱出には、
困ったシチュエーション(ときに絶体絶命)と、
脱出法がペアで存在する。
その脱出法に、アイデアがあればあるほど、
話は面白くなる。

誰でも思いつく解決をしても平凡だからだ。
(難しすぎる解決は、正しいとしてもよく理解されないだろう。
ピタゴラスの定理は使えても、ベルヌーイの定理は使えないだろう)

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2017年01月30日

ボトムポイントは、自分の内面と向き合うことになる

ブレイクシュナイダーが「死の予感」とBS2で定義している、
ミッドポイントと第二ターニングポイントの間に来る、
一番沈んだ部分。

第二ターニングポイントが
「光明を見出して最後のチャンスに賭ける決意」
だとすると、その夜明け前の最も暗い部分がこのパートに来ることが多い。

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【PC日記】カタナ式改造計画

カタナ式の話ばかりですいません。
更なるアイデアを思いつき、今テスト中です。

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2017年01月29日

【PC日記】カタナ式、考えながらだと2000字/h

ぐらいの模様。
前記事はためしにカタナ式使って書いてみた。
つまりほぼ一時間かけて書いてみたわけです。

「自販機の霊」の小話は既にプロットがあったけど、
文章自体は新作。
説明を考えながら書いてるわけで、
そのペースだと2000字/hぐらいか。
(写すだけなら3000字/hなので、
1/3時間考えに使っているわけですな)
原稿用紙5枚。実用レベルだと思います。

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話の構造の具体例2

俳優のワークショップ用に書いた、次の原稿を例にとる。

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2017年01月28日

【PC日記】カタナ式、準二級レベル也

10分限定でやってみました。
433字/10分。
何十年も慣れたQWERTY(先日測ったら533/10分)に、
大分迫ってきた感じですかね。

ブラインドじゃなくてキーボードは見てます。
(それじゃ意味ないかも知れないが)
打ったことない単語(例:ギリシャ料理)とかが来ると、
極端に遅くなりますねえ。

左から右に流れる感じが、打ってて気持ちいい感じがしました。
縦書きじゃ関係ないけど、
横書きなら気持ちいいかも。

2600/1時間ペースなので、
一時間で6ページ半は打てる。
(考える時間をのぞく)
悪くないんじゃないかなあ。
しばらく慣れたら、また報告してみます。

居心地わるい

物語の中では、ほとんど居心地が悪い。

何故なら、もしそこが居心地がいいのなら、
そこで落ち着いてしまい、話が終わってしまうからだ。

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2017年01月27日

【作品置き場】カタナ式ファミリー

カタナ式のバリエーションです。
インストールなどは前記事参照。

カタナ横式(横書き専用):カタナ横式.txt
十字カタナ(縦横両対応):十字カタナ(縦横両対応).txt
左カタナ(左利き用):左カタナ式.txt
です。

配列とマニュアル:カタナ式ファミリー.pdf
ご活用下さい。

話の構造の具体例

とりあえず適当に作ってみた、
次の例で議論してみる。

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【作品置き場】物語を書くためのキー配列「カタナ式」

カタナ式改訂しました。前バージョンの上位互換なので、
2とかニューとかつけず、ただのカタナ式として発表しなおします。
(以前のものは日記カテゴリに移します。結局「、」と「y」を入れ替えただけです)



実用品は、その形が用途を意味しているべきなので、
わざわざ語らずとも意図を汲めるデザインにしました。
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2017年01月26日

反対する人が必ず出てくる

物語では、
何かをしようとしたら障害が現れる。
その障害を乗り越える過程(や結果やそもそもの前提)が、
ストーリーだといえる。

ところで、障害というと非人間であるイメージがあるので、
この専門用語はよろしくない。
障害は殆どの確率で人間だ。
要するに、
物語の中の登場人物は、
「何かをしようとしたら、反対する人が必ず出てくる」
のである。

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2017年01月25日

名選手、必ずしも名監督ならず

後輩と話していて、面白い事に気づく。

ダンサーだからと言って、必ずしも振付ができるわけじゃない。

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目的さえあればいいわけではない

詰まらない話の条件は、
目的のない主人公や登場人物である。
だから、ストーリーを教える人は、
「目的を持たせろ」と口酸っぱく言う。
(それがエセ評論家にも伝わるくらいポピュラーだ。
どんな話でも「この人物の目的が不明瞭」
なんて言えば、評論家の振りをすることも出来る)

しかし、ただ目的を持てばいいかというと、
そうでもない。
その目的に、観客の関心がなければならない。

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アイデア出しとは、与条件を疑うこと

若手にちょっとアイデアを出してよ、
なんてプロデューサーがあとを立たない。
苦しい制約条件の中で藁をもすがるのだろう。

そういう人に限って、
条件を細かく指定してくる。
しろまるしろまるしろさんかくしろさんかくで、しろいしかくしろいしかくを満たすアイデアをよろしく、と。
そういう人は、アイデアが何かを知らない素人だ。

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【メンテ】最近スマホで見ると広告がうざい

みたいですね、このブログ。

ampprojectというのがGoogleで提唱されてて、
ノー広告の速いコンテンツページを作ろうとしてるみたい。
アフィリエイトサイトを駆逐しようとしてると。
(Googleのやり口からすると、
広告のない素晴らしいネット世界になって良かったなあ、
ってなったあとに、全てのampprojectページに広告が一斉に入るんじゃないかねえ)

リンク元も、ampproject経由が増えてきた。
どこでどうやって見るのかやり方までは分からんが、
スマートな見方を皆さんしてください。


僕はノーアフィリエイト宣言でボランティアやってます。
広告を入れてるのはSeesaa、と明言しておく。
広告のお陰で無料が保障されてるのは分かるけど、
広告も愛されてなんぼだと思うんだよな。
その広告キターと沸かない広告なんて、
80年代に育った僕は、意味がないと思っちゃう。

何故漫画原作ばかりなのか、最終

字しか書いていない脚本120ページよりも、
しろまるしろまる主演で、しろまるしろまる万部売れてる原作の実写化」の一言で、
製作資金が集まるから。

つまり、資金提供者は、原作も映画も愛していない人だから。
資金提供者は、脚本から最終上がりを想像して、
どうやれば興行を成功させるか、方法論を持っていないから。

僕は、その資金提供者(たち)が、
脚本家や監督と会ってビジネスの話をしないなんて、
あり得ないと思う。
日本にその習慣はない。

映画を分かり、愛する資金提供者は、いないのか。
「分からないものに投資するより、分かるものに投資する」
ことが、現在の惨状を生んだのだ。

紙媒体と映画興行

原作の映画化をめぐるネットの議論のどこかで見たのだが、
「大体漫画の発売初週なんて本を手に取るだけで買わないし、
一方映画は初週興行で成績が決まるなんて変」
みたいな意見があって膝を打った。

紙媒体は、存在が永遠だ。
(僕らが生きている間ぐらいは持つ)
一方映画は、消えてなくなってしまうもの。
興行だって四週で終わるのがデフォルトである。

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2017年01月24日

【PC日記】カタナ式、改訂します

ローンチしたばかりの改訂ですいません。
初期ロットだったということで。

改訂内容は以下です。

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ディテールを詰めていこう

嘘をつくのは物語の常套だが、
それは上手につかなければならない。

よく出てくる「死なない」ことのディテールを詰めてみよう。

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2017年01月23日

手書きで暴れて、清書で整える

人によるかも知れないけれど、
僕は手書きのほうが原始的なことばが出てくる。

自分の脳や身体に直結した物言いになる。
だから短いコピーを書くとき、
台詞を書くときは、絶対に手書きで一発目を書く。
筆が走ってるときは、
ト書きを飛ばして台詞だけ書いて、
あとで絵のことを書き添えるぐらいだ。

それを、パソコンに文字おこしするときに、
冷静になって整えている。

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2017年01月22日

【PC日記】一時間マジ打ちした結果

カタナ式で実戦はじめてみました。
一時間マジ打ちして2000字ペース。
10分あたり333字。
3級あたりですかね。
QWERTYの6割ぐらいのペースなので、
まだまだ沢山言葉の関連と指の動きを無意識にしないと。

ほんとに実戦に使えるのかは、
自分で証明するしかない。
少なくとも、小指が痛くなるのはなくなりました。
肩が凝ったのは、慣れないからか、
慣れても肩凝りが起こるのかは不明。

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目玉はあるか

興行という面から映画を考える。

企画興行には、必ず目玉がある。
その目玉をセッティングするのが、
(広い意味での)興行師の仕事だ。

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2017年01月21日

【PC日記】大岡式縦書き専用配列「カタナ式」公開

(カタナ式を改訂したので、以下は試作バージョンです)

以前から色々試していた、キーボードの再配列が形になりました。
名付けて「カタナ式」。
日本っぽい言葉で、かつホームポジションからすぐ打てて、
かつ「縦に持つイメージ」の命名としました。

こんな感じ。

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2ちゃんには天才がいるねえ

2016年スレタイ大賞より。

デーモン小暮「フハハハハハお前な好きな作品を実写映画化してやろうか」


こういう揶揄を受けている時点で、
この流れは終わりに近づいていると、信じたいが。

当社比

とても面白いアイデアを持ち込むと、
「面白いけどうちじゃそんな無茶は出来ない」という。
どうでもいいアイデアに改変させられて不満でも、
「うちでこんな凄いことをやるのは初めてだ」と興奮される。

あんたたちの内輪の話はどうだっていいんだ。

世界は、世界中のエンターテイメントの中で相対的な価値が決まる。
当社比2割増ししたって、トップの1割なら、
なんの意味もないんだよな。

自分史上最高かどうかはしらん。
世界史上最高を基準にするべきだ。

日本のドラマや映画は、未曾有の、
「当社比」でしかものごとを作らなくなってしまっている気がする。

2017年01月20日

アイデアは制御できない

アイデアをたくさん出すのを日常にしている人、
つまり我々は分かっているけれど、
アイデアを出す経験をしてない人が分かってないこと。

「アイデアは思った方向に向かわない」ということ。

野球のピッチャーにたとえると、
どこに球が飛ぶか分からないのが、アイデアを出すことだ。
しかしアイデアを出さない人は、
針の穴を通せると思っている。

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2017年01月19日

ほんとはどう思っているか、ほんとはどうしたいのか

人間というものは、
見た目に現れる表情や言葉や仕草と、
心の中は違うものである。

表面上に現れた言葉が常に正しいわけではない。
(「ただちに影響はない」は、
「長期的には壊滅的な影響を及ぼす蓋然性が高い」
を意味することもある。
「あなたがすき」は、
人質にした犯人に言えば、「殺してほしくない」の
意味のこともある)



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知らない所に旅をして、知っていたことを思い出す

旅とか物語の共通点は、
こういうことじゃないかと思う。

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2017年01月18日

クロスオーバーは失敗する

古くは「マジンガーZ対デビルマン」なんて企画で、
僕はクロスオーバーという概念を知った。
ところで、クロスオーバーは失敗する。

なぜか。
キャラクターありきで、
ストーリーがないからである。

じゃあストーリーってどうやって作るんだって話だ。

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「自分の期待したものと違う」という文句

まとめサイトで知って驚いたのだけど、
小説家が、そういう苦情が多いとツイートしたのが話題になったそうな。

お前の期待なんか知らんがな。
書いている人間の本音はそうだ。
でも読者はどれが良さそうかなんて、
読み終えるまで分からない。

間にたつべき宣伝部が、両者を結ぶ仕事をしてない証拠だ。

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台本がぐだぐだとはどういうことか

そういえば去年の紅白について書くのを忘れていた。
ひどい進行だったね。
全部見たわけじゃないけど、
最後の方は大体見てた。

ネットですら、台本がぐだぐだと書かれる始末。
久しぶりに、台本が必要だと認識させられた珍事件だった。

きちんとした台本とはなんだろう。
僕は、前ふりと落としだと思う。

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【風魔】カラオケビデオ「夜空のムコウ」に妖水!

先日のカラオケで確認。イケメン役だったぜ。
ビッグエコーだったかな。

しかしあのカラオケビデオってビジネス、なんなんだろうね。
本人出演以外の意味あるんだろうか。
ちなみに「三都物語」の本人出演ビデオ、めっちゃおもろいで。

2017年01月17日

リズム2

初心者の脚本にありがちなのが、
逆に間を指定しすぎることである。

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2017年01月16日

リズムを意識しているか

言葉は音楽だ。

小説の言葉より、漫画の言葉より、
脚本の言葉は歌詞に近い。

本の言葉は目で読むが、
脚本の言葉は耳で聞く。
脚本は、メロディーのない歌詞である。

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数を出すとわかること

アイデアは100個出せ。
少なくとも20出せ。

常に数を出す訓練をしよう。

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2017年01月15日

動機2

動機の話、つづき。

逆に言えば、動機は説明されるべきものではなく、
観客が感情移入するエピソードで、示すべきだ。

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2017年01月14日

自己表現という履き違え2

これは書く側の勘違いだけではない。
プロデューサーなど、間に立つ人にも蔓延していることが多い。

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2017年01月13日

豪華なレストランか、毎日食べる食べ物か

どっちを求めて人は物語を見るのだろう。

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自己表現という履き違え

脚本は自己表現ではない。
ストーリーは自己表現ではない。
あなた自身を表現するのに、
三人称型の芝居の、
文字だけのヘンテコな形式のメディアが向いてるとは思えない。

頭では分かっていても、
なかなか混同してしまう。

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2017年01月12日

なぜ、どうして、その人はそんなにもそれをしたいのか

動機の話。

登場人物には目的がある。
それは動機があるからだ。

その動機はどこから来てるのか?

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2017年01月11日

理屈で自分を納得させると、大概失敗する

人生でもそうなのかも知れないが、
とりあえず脚本に限定してみる。

リライトしているとしよう。
二バージョンあるとする。
Aはなんとなくいいんだけど、なんとなくダメな感じ。
Bはいいかどうか不明だが、理屈はあってる感じ。

そういうとき、人は理屈で説明できるものを選びたがる。
そしてその選択は、あとから見たら大概失敗なときが多い。

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2017年01月10日

ずっと続く勢いと、続かない勢いの差はなんだろう

準備してるか、してないかの差ではないかと考える。

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2017年01月09日

【PC日記】変態配列の失敗例

突然思いついた。
僕はタブレットをタテ置きにして原稿を書いている。
縦書きwordを使いやすくするためだ。

ひょっとするとキーボードもタテにしたら直感的じゃね?

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問題または解決法を容易にする

ストーリーとは、問題の解決である。
しかし、やりがちなことは、
解決するのがあまりにも難しい
(時に作者にすら解法が見えてない)
ものにしてしまうことだ。

こういうときは、問題や解法を簡単にする。

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2017年01月08日

男の話、女の話

雑談。

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【PC日記】キーボードの横ズレが違う理由

あらためてキーボードに向かい合っていて気づいたのだが、
Q段とA段のズレと、
A段とZ段のズレの大きさが違うこと。

なんでか調べてみた。
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前後から糸を伸ばしていくイメージ

どういう話にするか、まだ明確じゃないときに、
ぐねぐね考える二つの方法。
前から糸を伸ばしていくのと、
後ろから糸を伸ばしていくのと。

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2017年01月07日

2号の特徴

前のつづき。

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2017年01月06日

2号は1号が前提になる

リライトの話。

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【PC日記】さらば糞キーボードTK-FBM079

普段のデスクトップもエレコム製なので、
信用しすぎてたよ。
お前はダメだ。捨てる。

以下、買ってはいけない理由。

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