コンテンツにスキップ
Wikipedia

ホット・スペース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?"ホット・スペース" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2012年7月)
『ホット・スペース』
クイーン スタジオ・アルバム
リリース
録音 1981年6月-1982年3月
ジャンル ロック
ファンク
時間
レーベル イギリスの旗 EMI
アメリカ合衆国の旗 エレクトラ・レコード
キャピトル・レコード(再発売)
ハリウッド・レコード(再々発)
日本の旗 ワーナー・パイオニア/エレクトラ
東芝EMI(再発売)
ユニバーサルミュージック(再々発)
プロデュース クイーン
専門評論家によるレビュー
クイーン アルバム 年表
グレイテスト・ヒッツ
(1981年) ホット・スペース
(1982年) ザ・ワークス
(1984年)
『ホット・スペース』収録のシングル
  1. アンダー・プレッシャー
    リリース: 1981年10月26日
  2. ボディ・ランゲージ
    リリース: 1982年4月19日
  3. ラス・パラブラス・デ・アモール (愛の言葉)
    リリース: 1982年6月1日
  4. コーリング・オール・ガールズ
    リリース: 1982年7月31日
    (アメリカ、カナダ、オーストラリアのみ)
  5. ステイング・パワー
    リリース: 1982年7月
    (日本、アメリカのみ)
  6. バック・チャット
    リリース: 1982年8月9日
テンプレートを表示

ホット・スペース』(Hot Space)は、イギリスロックバンドクイーンの10枚目のアルバムである。

解説

[編集 ]

アルバム『ザ・ゲーム』とシングル曲「地獄へ道づれ」はアメリカでの大成功をもたらしたこともあり、クイーンは、フレディ・マーキュリージョン・ディーコンを中心に「クイーン流ブラックミュージック」をより推し進めた。マイケル・ジャクソンスリラーよりも半年ほど早く発売されたこのアルバムは、当時のクイーン・ファンからの反発があり、『ザ・ゲーム』のセールスを上回ることはなかった。

『ザ・ゲーム』でシンセサイザーを実質的に初めて導入したクイーンは、映画のサウンドトラック・アルバムである『フラッシュ・ゴードン』での大々的なシンセサイザー解禁を経て、このアルバムからの第1弾シングルとして、シンセベースをフィーチャーした「ボディ・ランゲージ」を選んだ。MTVではこの曲のビデオは猥褻な内容であるとされ放送禁止になり、チャートでも振るわなかった。「ステイング・パワー」では、それまでの彼らのサウンドでは考えられなかった、生のブラスセクションも導入された。ブライアン・メイギターは本人作以外では鳴りを潜めた。

1980年に射殺されたジョン・レノンに捧げた、フレディ作の「ライフ・イズ・リアル」、ブライアン作の銃社会への警鐘をうたった「プット・アウト・ザ・ファイア」、スペイン語の歌詞が登場する「ラス・パラブラス・デ・アモール (愛の言葉)」など従来のクイーン・サウンドに近い楽曲もあるが、そのセールスの結果から失敗作とされる評価と時代的な背景を含めての純粋な内容への再評価とに分かれている。また、『ザ・ゲーム』のあとにリリースされたデヴィッド・ボウイとの共作曲「アンダー・プレッシャー」がこのアルバムにも収録されている。

発売当初の日本版ライナーノーツシンセサイザー奏者難波弘之が執筆し、「ファンの間では賛否両論になるだろう」と記している。

収録曲

[編集 ]

Side A

[編集 ]
  1. ステイング・パワー - Staying Power (Mercury) 4:10 *
    • アメリカと日本だけでA面としてシングル・カットされた。雑誌「ミュージック・ライフ」の読者アンケートによってこの曲をシングルにすることが決まった経緯がある。
  2. ダンサー - Dancer (May) 3:46
  3. バック・チャット - Back Chat (Deacon) 4:31 *
  4. ボディ・ランゲージ - Body Language (Mercury) 4:29 *
  5. アクション・ディス・デイ - Action This Day (Taylor) 3:32

Side B

[編集 ]
  1. プット・アウト・ザ・ファイア - Put Out the Fire (May) 3:18
  2. ライフ・イズ・リアル (レノンに捧ぐ) - Life Is Real (Song For Lennon) (Mercury) 3:28
  3. コーリング・オール・ガールズ - Calling All Girls (Taylor) 3:50
    • アメリカのみでシングルカットされた。ロジャー・テイラーが作曲した曲がシングルのA面になったのはこの曲が初である。
  4. ラス・パラブラス・デ・アモール (愛の言葉) - Las Palabras De Amor (The Words of Love) (May) 4:26
  5. クール・キャット - Cool Cat (Deacon & Mercury) 3:26
  6. アンダー・プレッシャー - Under Pressure [with David Bowie] (Queen & Bowie) 4:02 *

(* - 日本でのシングルカットA面)

担当

[編集 ]
クイーン
補助メンバー

チャート

[編集 ]
ブライアン・メイ - ロジャー・テイラー
フレディ・マーキュリー - ジョン・ディーコン
シングル
クイーンのシングル
戦慄の王女
クイーン II
シアー・ハート・アタック
オペラ座の夜
華麗なるレース
世界に捧ぐ
ジャズ
ライヴ・キラーズ
ザ・ゲーム
フラッシュ・ゴードン
ホット・スペース
ザ・ワークス
カインド・オブ・マジック
ザ・ミラクル
イニュエンドウ
メイド・イン・ヘヴン
クイーン・ロックス
クイーン・フォーエヴァー
その他
アルバム
オリジナル
ベスト
ライヴ
ボックス・セット
映像作品
ツアー
関連項目

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /