アンダー・プレッシャー
- Bosanski
- Català
- Čeština
- Dansk
- Deutsch
- Ελληνικά
- English
- Español
- فارسی
- Suomi
- Français
- Frysk
- עברית
- Hrvatski
- Magyar
- Հայերեն
- Bahasa Indonesia
- Italiano
- ქართული
- 한국어
- Nederlands
- Norsk nynorsk
- Norsk bokmål
- Polski
- Português
- Русский
- Sicilianu
- Simple English
- Slovenčina
- Svenska
- Kiswahili
- Türkçe
- Українська
- Tiếng Việt
「アンダー・プレッシャー」 | |
---|---|
クイーン & デヴィッド・ボウイ の シングル | |
初出アルバム『ホット・スペース』 | |
B面 | ソウル・ブラザー |
リリース | |
規格 |
7インチシングル 12インチシングル CD |
録音 |
1981年7月 マウンテン・スタジオ モントルー |
ジャンル | ロック |
時間 | |
レーベル |
イギリスの旗 EMI アメリカ合衆国の旗 エレクトラ・レコード 日本の旗 ワーナー・パイオニア/エレクトラ |
作詞・作曲 |
クイーン デヴィッド・ボウイ |
プロデュース |
クイーン デヴィッド・ボウイ |
ゴールドディスク | |
| |
チャート最高順位 | |
| |
テンプレートを表示 |
「アンダー・プレッシャー」 (Under Pressure) は、イギリスのロック・バンドであるクイーンと、イギリスのミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの共作による楽曲。
1981年にEMIとエレクトラ・レコードよりシングルでリリースされ、後にクイーンのアルバム『ホット・スペース』にも収録された[注 1] 。またヴァージン・レコードのデヴィッド・ボウイのアルバム『レッツ・ダンス』のリマスターCDにボーナス・トラックとして収録されている他、双方のベストアルバムにもたびたび収録されている。
解説
[編集 ]当初ボウイは、クイーンの「クール・キャット」にバッキング・コーラスで参加する予定だった[3] 。レコーディングが行なわれたが、双方出来に満足せず、最終ミックスから削除された。その後2組によるジャムセッションが行なわれた後[4] [5] 、ボウイが「こんな馬鹿げた事をしてないで、一緒に曲を書こうよ。」とクイーンを誘った[3] 。
ボーカルの高音パートはフレディー・マーキュリー、低音パートはボウイが担当。また、この楽曲の特徴的なベースラインについて、ジョン・ディーコンは1982年に発行されたミュージック・ライフ誌にて「ボウイが作った」とコメントしているが、ボウイは「関与する前からすでに存在していた」と語っている[6] 。
全英シングルチャートでは、クイーンとしては「ボヘミアン・ラプソディ」(1975年)以来2作目、ボウイとしては「スペイス・オディティ」(1975年)、「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」(1980年)に次ぐ3作目の1位を獲得するなど大ヒットした。一方で、アメリカのBillboard Hot 100では29位と低調だった[3] 。
1993年にアメリカで発売されたボウイの『The Singles 1969 To 1993 featuring His Greatest Hits』、及び1994年にアメリカで発売されたクイーンの『クラシック・クイーン』には、別ミックスで収録されている。
最後に「This is our last dance」という部分が、一度だけのものと、二度繰り返すものがある。
ミュージック・ビデオ
[編集 ]ミュージック・ビデオを制作した当時は、クイーンもボウイもツアー中であったため、メンバーの演奏シーンが存在しない。
『吸血鬼ノスフェラトゥ』、『戦艦ポチョムキン』など、1920年代の無声映画の1シーンやビル崩壊・人ごみ・世界恐慌時のニューヨークの失業者の様子から抗争の映像[注 2] 、そして曲の後半部分には色々な映画のキスシーンを収めている。建物の崩壊の映像は映画『コヤニスカッツィ』でも使用されている。
このミュージック・ビデオは、2003年にスラント誌が発表した「The 100 Greatest Music Videos of All Time 」の第27位にランクインしている[7] 。
ライブでの演奏
[編集 ]共同作品となっている楽曲だが、この曲をライブで演奏したのはクイーンのみだった。1981年から演奏されはじめライブの定番曲だった。
この様子は『伝説の証/クイーン1981』や『オン・ファイアー/クイーン1982』、『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』などで見ることができる。
1986年のヨーロッパ/全英ツアーより7月27日のハンガリーのブダペスト公演で演奏された模様がNHK-BS『黄金の洋楽ライブ』で放映された。
1992年のフレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、ボーカルにデヴィッド・ボウイとユーリズミックスのアニー・レノックスを迎えて演奏された[8] 。
その後もボウイは自身のライブなどでは全く歌わなかったが、1995年のアウトサイド・ツアーから曲目に加えた。マーキュリーのパートはベーシストのゲイル・アン・ドロシーが担当している。
プレイヤー
[編集 ]- フレディ・マーキュリー - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ピアノ、ハモンドオルガン、ハンドクラップ、フィンガースナップ
- ブライアン・メイ - エレクトリック・ギター、ハンドクラップ、フィンガースナップ
- ロジャー・テイラー - ドラムス、バッキング・ボーカル、ハンドクラップ、フィンガースナップ
- ジョン・ディーコン - ベースギター、ハンドクラップ、フィンガースナップ
- デヴィッド・ボウイ - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、シンセサイザー、ハンドクラップ、フィンガースナップ
シングル収録曲
[編集 ]7インチシングル
[編集 ]CD
[編集 ]- イギリス盤
- アンダー・プレッシャー - Under Pressure (Queen & Bowie)
- ソウル・ブラザー - Soul Brother (Mercury)
- ボディ・ランゲージ - Body Language (Mercury)
その他
[編集 ]1990年に本作の特徴的なベースラインをサンプリングしたヴァニラ・アイスのシングル「Ice Ice Baby」がヒットした。しかし、クレジットにクイーンやボウイの名が表記されておらず、無許可でサンプリングを行なったことによりヴァニラ・アイスが提訴され、アイス側が敗訴した[9] 。
1999年 12月6日にこの楽曲のリミックスバージョン「アンダー・プレッシャー (Rah Mix)」が、カップリングに「ボヘミアン・ラプソディ」「サンク・ゴッド・イッツ・クリスマス」を収録して、発売された。英国では14位、オランダでは19位にランクインした。後にコンピレーション・アルバム『グレイテスト・ヒッツIII 〜フレディー・マーキュリーに捧ぐ〜』に収録されている。
2004年、アメリカ映画『ガール・ネクスト・ドア』で挿入歌として使用された。
2005年、マイ・ケミカル・ロマンスがザ・ユーズドとのコラボレーションでカバー。
2005年、ジョス・ストーンがクイーンのトリビュート・アルバム「キラー・クイーン・ア・トリビュート・トゥ・クイーン」でカバー。
2011年に公開されたアニメ映画『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』では、登場キャラクターが本作を合唱するシーンがある[10] 。
2017年のアメリカ映画『アトミック・ブロンド』で劇中歌として使用された。
2018年に公開されたクイーンを題材とした映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、ミュンヘンにある邸宅でマーキュリーがマネージャー兼愛人のポール・プレンターを解雇するシーンで使用された[5] 。同映画のサウンドトラック盤『ボヘミアン・ラプソディ (オリジナル・サウンドトラック)』にも収録されている。
2022年に公開されたイギリス・アメリカ合作映画『aftersun/アフターサン』の終盤で、主人公である父娘が踊るシーンで使用された。
脚注
[編集 ]注釈
[編集 ]出典
[編集 ]- ^ "under pressure". full Official Chart History. Official Charts Company. 2019年1月3日閲覧。
- ^ "The Hot 100 – The Week of January 30, 2016". Billboard Hot 100 for Queen. 2019年1月2日閲覧。
- ^ a b c "全英1位を獲得した奇跡のコラボ:クイーンとデヴィッド・ボウイの「Under Pressure」". uDiscover (ユニバーサルミュージック). (2019年11月24日). https://www.udiscovermusic.jp/stories/queen-bowie-feel-no-pressure 2020年1月23日閲覧。
- ^ Peter Freestone (2001) Freddie Mercury: an intimate memoir by the man who knew him best p.78. Omnibus Press. 2019年1月2日閲覧
- ^ a b "『ボヘミアン・ラプソディ』とデヴィッド・ボウイ裏話 ─ 映画で描かれなかったデビュー前の偶然". THE RIVER (株式会社riverch). (2018年11月13日). https://theriver.jp/br-david-bowie/ 2019年1月19日閲覧。
- ^ Bowie Talks About Under Pressure. 2019年1月2日閲覧
- ^ "The 100 Greatest Music Videos of All Time". Slant Magazine (2003年6月30日). 2019年1月2日閲覧。
- ^ Under Pressure – The Freddie Mercury Tribute Concert Ultimate Queen. Retrieved 29 August 2011
- ^ "「Under Pressure」をパクった「Ice Ice Baby」を聴いたフレディ・マーキュリーのリアクション". MUSIC LIFE CLUB (シンコーミュージック・エンタテイメント). (2018年5月18日). https://www.musiclifeclub.com/news/20180518_03.html 2020年1月23日閲覧。
- ^ "クリスタル・ケイ「ハッピーフィート2」吹き替えで熱唱". 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2011年10月19日). https://eiga.com/news/20111019/2/ 2020年1月23日閲覧。
クイーンのシングル | |
---|---|
戦慄の王女 |
|
クイーン II | |
シアー・ハート・アタック | |
オペラ座の夜 |
|
華麗なるレース | |
世界に捧ぐ |
|
ジャズ | |
ライヴ・キラーズ |
|
ザ・ゲーム | |
フラッシュ・ゴードン | |
ホット・スペース | |
ザ・ワークス |
|
カインド・オブ・マジック |
|
ザ・ミラクル | |
イニュエンドウ | |
メイド・イン・ヘヴン | |
クイーン・ロックス | |
クイーン・フォーエヴァー | |
その他 |
スタジオ・アルバム |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
ライヴ・アルバム |
| ||||
サウンドトラック | |||||
コンピレーション・アルバム (主要なものから抜粋) | |||||
主な楽曲 | |||||
主演映画 (主要なものから抜粋) | |||||
ツアー |
| ||||
関連人物・項目 | |||||
カテゴリ カテゴリ |
この項目は、シングルに関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:音楽/PJ 楽曲)。