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5月14日(土)に静岡市内にある少年院「駿府学園」の茶摘み会に参加しました。
今回は、静岡地区・三島地区会のBBS会員だけでなく、NPO法人グラウンドワ
ーク三島が実施している内閣府事業「グラウンドワーク・インターンシップ」のO
JT研修生やBBS活動に参加してみたいという活動希望者など、計12名で参加
しました。
この茶摘み会は、駿府学園の行事の1つで、茶摘みを通して、親子の絆を深めるこ
とを目的としているものです。
学園が所有している茶畑での茶摘み体験や、地域の茶手もみ保存会の方から茶葉の
手もみ体験などをさせていただきました。少年たちは、この茶摘み会のために、自
分たちで茶畑の手入れをし、お茶の葉の摘み方や、手もみのやり方を一生懸命勉強
したそうです。
私は、手もみの体験をさせてもらいました。
最初は「自分は難しくてできないです。」と言ってやりたがらなかった少年も、実
際やってみると初心者の私たちよりもはるかに上手で、「上手じゃん!!」と褒め
ると少し照れくさそうに笑っていた姿が印象的でした。
昼食の後は、手もみ茶の美味しい入れ方を教わり、お茶菓子と一緒にお茶を楽しむ
事もできました。
普段、経験したとのないことをさせてもらい、とても勉強になりました。
「お茶」という日本の文化を身近で学ぶことのできる環境にいる少年たちがうらや
ましいなと感じましたし、少年たちが、この大切な文化を社会へ戻ってきた時に、
もっと多くの人々に伝えていって欲しいなと思いました。
(報告者:静岡地区BBS会 松林成美)