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「湾岸の羊」が悪質ホストによる売掛金問題、売春強要などに警鐘 歌舞伎町でアクション起こす

[ 2024年4月19日 15:40 ]

生配信ライブやトークでホスト売り掛け問題などに警鐘を鳴らした、HIRO(中央)ら「湾岸の羊」メンバー
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「カイキゲッショク」のHIRφや「AURA」のREDZらロックシーンの礎を築いてきたレジェンドたちが参集し、2015年からライブハウスなどでセッションを行ってきたハードコアロックバンド「湾岸の羊」が18日正午から深夜まで、バンドのYouTubeチャンネルで「歌舞伎町アンプラグド」と題したライブやトークの模様を無料生配信した。悪質ホストによる売掛金問題や、それに伴う売春強要などに警鐘を鳴らすのが目的で、東京・新宿歌舞伎町でアクションを起こした。

ボーカルのHIRφは「1人のロッカーとして、1人の娘を持つ親として、何か出来ないかと考えたアクションです」と経緯を説明。故内田裕也さんやジョー山中さんらが生前問い続けたイズム「いまROCKがヤレること!?」を受け継ぐ形で、「指をくわえて見てられなかった」と立ち上がった。

夜にはメンバーたちが特製の防犯ティッシュを歌舞伎町界隈で配布。HIRφは「まるでクラブ活動かのようにカジュアルに立ちんぼ行為をしている子たちばかりでショックでした。パンツを見せる様に地べたに座っている子たちを見て本当に悲しい気持ちになり、とにかくただひたすらに真しに一生懸命ティシュ配布する事しか出来なかった無力さを感じました。物色している男性たちにも笑顔でティシュ配布を行い、受け取った後メッセージを読み何か感じてくれることを願っています。活動中、自分自身がピエロに思えて来ましたが、この活動を通して続けていくことでピエロを貫き通そうと決意した所存です。必ず何かが変わることを信じて」とコメント。

「行動してみて気が付いたことっていうのがすごく多かったなと思った」と話すのはボーカル、ギターのREDZ。「実際に夜街に出てみて、大久保公園の周りでティッシュ配り、メッセージの入った防犯ティッシュ配ってみたけれども、やっぱり、若い子は若い。女の子なんかでも本当子供だなっていうのをすごく感じました」としみじみ。

そして「ティッシュを配るんだけど受け取らない子はもう固まってる。固まっちゃってて、なんか何とも言えないちょっとそういう気持ちになりました。ただそういったものを実際自分の目で見れて体感できたっていうのは、空気感を感じたっていうのは一歩前進したのかな。実際そういった活動、こういうアナログ的なね。地道な活動もそれを姿勢として見せていけたらこのバンドがいる意味だって価値があるのかなって思いました」と感想を口にした。

ベースのRyo―Taは「自分自身のことを大切にするということ、それがこれからのアナタ自身、そして周りの方々を大事にすることにもつながると思う!アナタの今を大切に!今を生きよう!」と力強く訴えていた。

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