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芸能事務所「ツインプラネット」過去最大規模オーディション開催 芸能界で副業しませんか?

[ 2024年4月19日 04:00 ]

ツインプラネットが開催するオーディション
Photo By 提供写真

タレントの鈴木奈々(35)、村重杏奈(25)、女性4人組「新しい学校のリーダーズ」らが所属する芸能事務所「ツインプラネット」が、過去最大規模の全国オーディションを開催する。2026年に創立20周年を迎えるにあたり実施するもので、コンセプトは異例となる"芸能界の副業化"だ。

オーディションの目的の一つは、芸能界への間口を広げること。異色なのは、別の仕事をしている人も応募できる点だ。同事務所には既にパン講師や看護師など豊かな面々が在籍し、その個性を芸能界で発揮している。矢嶋健二社長(43)は「今は"芸能界一本"から変わっていく時代。その中で個々の魅力を最大限に引き出していきたい」と展望を口にした。

居住地域による壁も取り払う。矢嶋氏は「かつては芸能界に入るためには上京が必須で、地方にいるだけで夢を諦めなくてはならない場合も多かった」と指摘。だが「今はSNSの発達により配信などで全国、全世界どこにいても活動ができる。収録や撮影の時に移動してもらい、事務所がサポートすればいい」と力強く語った。

実際に所属するIMALU(34)は奄美大島在住で活動。本人の居住意思を尊重し、東京に来る時に仕事をまとめて入れるような形を取っている。矢嶋氏が自負する事務所の強みは「一人一人に合わせたマネジメント」。鈴木や村重もバラエティーでの個性や特徴を引き出されることで、売れていった。

昨今の芸能界は、旧ジャニーズ問題による事務所の廃業や、タレントが相次いで事務所から独立するなど、不安定な面を露呈している。若者が「芸能界に全てを懸ける」と言いづらい時代なのも確かだ。一方で、本業を持つ人が空いた時間に芸能活動をするのは効率的。矢嶋氏は「資格や技術を持つことが本人の可能性を広げていく」と話し、むしろ本業がある人には芸能界を利用して自分の魅力を世の中に広く伝えられるメリットがある。

応募条件は国内在住の12〜30歳で、性別、国籍は問わない。きょう19日から募集を開始する。鈴木は「人生一度きり。一人一人の個性という花を大切に、ありのままの自分で挑戦してほしいです!」と参加を呼びかけた。(山内 健司)

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