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【光る君へ 主な退場者】左大臣16年・源雅信「不承知とは裏腹に...」好演・益岡徹が語る舞台裏

[ 2024年4月19日 11:00 ]

大河ドラマ「光る君へ」第15話。源雅信(益岡徹・奥)は藤原道長(柄本佑)らに見守られ...(C)NHK
Photo By 提供写真

女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は今月14日、第15話が放送され、俳優の益岡徹(67)が好演してきた左大臣・源雅信の最期が描かれた。

<(注記)以下、ネタバレ有>

「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛〜僕を忘れる君と」などを生んだ"ラブストーリーの名手"大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

第15話は「おごれる者たち」。藤原氏全盛の世に、16年の長きにわたって左大臣を務めた源雅信(益岡徹)は娘・源倫子(黒木華)、妻・藤原穆子(むつこ、石野真子)、駆けつけた義理の息子・藤原道長(柄本佑)に見守られ、旅立った。74歳だった。

雅信「(道長と手を握り)婿殿の出世も、これまでじゃな。不承知と言い続ければよかった」

穆子「権大納言なら、素晴らしゅうございますよ」

雅信「不承知...」

倫子「父上、私は幸せでございます。ご心配なく」

雅信「不承知...」

撮影現場からの音声コメント「君かたり」が番組公式SNSにアップされた。

▼益岡徹 最期、婿殿に対して、見方によっては皮肉なことを言うんですけれども、あれも本当はそうしたかったけど、その出発点は娘かわいさの発想ですしね。そのことを思った時に「オレはおまえのことは反対だったんだ」と、せめて伝えるというのが、かえって2人にとって結果よかったんじゃないかなというね。だから、その辺の書かれ方も見事だなというね。多少錯乱しているという解釈ももちろんできるんですけれども、家族を大事に思った人間なんだなというのは凄く感じました。ですから、そう言葉と裏腹に、最期、手をぐっと握れたのが凄くよかったと思うし、色々そういう意味で勉強になりましたね。生き方の問題として。あの死に方はどう考えても幸せですしね(笑)。みんなに見てもらって。

次回は第16話「華の影」(4月21日)が放送される。

【光る君へ 主な退場者】(主要キャラクターのうち、劇中や番組公式サイトの相関図などで、その最期が描写・言及された人物)

<第1話>ちやは(国仲涼子)=藤原道兼(玉置玲央)が惨殺、時姫(三石琴乃)=第2話(放送前)相関図で故人

<第7話(第6話ラスト)>藤原よし子(よし=りっしんべんに氏、井上咲楽)=藤原兼家(段田安則)&安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の呪詛?

<第9話>直秀(毎熊克哉)と散楽一座=処刑

<第12話>なつめ(藤倉みのり)=病死、桐子(中島亜梨沙)=藤原宣孝(佐々木蔵之介)の台詞で

<第13話>藤原頼忠(橋爪淳)=藤原公任(町田啓太)の台詞で

<第14話>藤原兼家(段田安則)=源明子(瀧内公美)の呪詛?、清原元輔(大森博史)=ききょう(ファーストサマーウイカ)の台詞で

<第15話>源雅信(益岡徹)=病死

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