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松本人志本人の出廷 ミヤネ屋弁護士が推測「あると思います」「ストーリーを組み立てて供述すると」

[ 2024年2月16日 17:12 ]

ダウンタウンの松本人志
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弁護士の亀井正貴氏が16日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に生出演し、「ダウンタウン」松本人志(60)が週刊文春の発行元などを訴えた裁判について解説した。

松本は昨年12月27日発売の同誌に報じられた女性への性加害疑惑の記事内容が事実に反しており、名誉を傷つけられたとして、同誌を発行する文芸春秋社などを相手取り、約5億5000万円の損害賠償と訂正記事の掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。第1回口頭弁論が3月28日に開かれることが決定。松本は裁判に注力するためとして、芸能活動を休止している。

訴えを起こしたのが先月22日。そこから第1回口頭弁論の日程決定まで時間がかかった。亀井氏は「私の感覚では、2週間半程度は長いかなと思います」とコメント。その理由について、「おそらく訴状を形式的に裁判所の書記官がチェックするんですけど、裁判官がその訴状を見て、たとえば損害の中身について明確でないところがあるとか、侵害の行為と損害の因果関係が不明であるとか、訴状の中であいまいだなと思ったところをこれどうなんですか?と聞く」と解説。「訂正の必要があったら、訂正の書面を出すと。おそらくそういうやりとりがあったのではないか」と推測した。

損害賠償請求額も、手続き上で確認を求められた可能性もあるという。「その金額の損害項目は何ですかということについて、引っかかった可能性はあると思います。損害って、慰謝料とか精神的損害という金額で、たとえば数百万とか数千万とかあるし、それが原因で働けなくなった場合には遺失利益という、本来ならもらえるべき金額が何カ月かもらえなくなるというのはありますから、それから言うと、慰謝料金額というのはある程度、決まって相場観がある」と説明。しかし、今回は5億5000万という高額だったため、「5億5000万円という相場はないので、通常であれば遺失利益とか、それ以外の損害が乗っかっているはず。そのへんのところを釈明を求めている可能性はあります」と、自身の見立てを口にした。

裁判の一般的な流れとしては、5〜7回の口頭弁論の後、証人尋問、本人尋問を経て結審、判決となる。証人尋問は陳述書で代用でき、本人尋問は行われないケースもあるが、亀井氏は松本が「出廷すると思いますよ」と推測した。証言することは「加害行為がなかったことの"対面"となる、自分が体験したストーリーです」と推測。「加害行為のストーリーが今、出ていますけど、加害行為じゃないストーリーを松本さんが主張するということですね」と説明し、「やっていないという単なる否認ではなく、"この時の出来事というのは、こういう出来事だから、こういうラインがあるし、こういう他の人との話があるんだ"という1本のストーリーを組み立てて、供述するんだと」と付け加えた。

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