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フジ 松本人志の報道に言及 吉本興業と対話進める「人権尊重を期待しており、適切な対応を求めている」

[ 2024年2月16日 15:12 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

フジテレビは16日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、女性への性加害疑惑を報じた「週刊文春」との裁判に注力するため活動を休止したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)について言及した。

同局では、「まつもtoなかい」(日曜後9・00)が「だれかtoなかい」にリニューアルされ、二宮和也が代役MCに就任。「人志松本の酒のツマミになる話」は、「酒のツマミになる話」と番組名を改め再出発し、初回はお笑いコンビ「千鳥」の大悟が中央席に座った。

また「土曜プレミアム・IPPONグランプリ」では、松本の代役として、お笑い芸人のバカリズムがチェアマンを務めた。

港浩一社長は「性加害が許されないのは当然のことだが、報道されている松本さんの疑惑については、双方の言い分が食い違っていて、訴訟にもなっているため、この場でコメントするのは控えさせていただく」とした上で「吉本興業さんは、当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めているということなので、まずはその推移を見守りながら適切に対応していきたいと考えている」と語った。

松本の冠番組「酒のツマミになる話」と「まつもtoなかい」については「新たなタイトルで放送を始めている。引き続き、視聴者の皆さんの声に耳を傾けながら、視聴者の皆さんに喜んでいただける番組を放送していきたい」とした。

なお、吉本興業とは「やりとりはしている。状況の説明を受けている。吉本興業の幹部の皆さんに対して、当社の編成制作本部長が対話を行っている」と説明。「当社としては、当グループの人権方針に基づいて、人権デューデリジェンスの観点から、吉本興業に人権尊重を期待しており、適切な対応を求めている」とし、後日事務所から調査結果の発表があるとみて報告を待つと述べた。

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