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長嶋一茂 佐々木麟太郎の米名門大進学で見解「引退してからのライフチャートを考えてるのかも」

[ 2024年2月16日 10:36 ]

長嶋一茂
Photo By スポニチ

元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が16日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)に出演歴代最多の高校通算140本塁打を放った花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(18)が14日、米カリフォルニア州にあるスタンフォード大に進学することが決まったことについてコメントした。

「東のハーバード、西のスタンフォード」とも称される世界屈指の名門スタンフォード大は、カレッジ・ワールド・シリーズ(CWS)を2度制した強豪に加え、世界大学ランキング2位の超名門大。ドラフト1位候補だった昨秋、米国留学を決断したスラッガーが、花巻東の先輩であるドジャース・大谷翔平投手(29)の本拠地・ロサンゼルスもある同州で新たなスタートを切る。

同大野球部の公式サイトには、「Welcome to Stanford(スタンフォードへようこそ), Rintaro Sasaki!」と、背番号3の白いユニホームに身を包んだ佐々木の画像がアップされた。

一茂は「まず(高校通算本塁打)140本という数字があり得ない数字なんで、試合数考えて140本って...高校で超一流スラッガーといったら、大谷選手も56本で、大体50本台。140本って聞いたことないもんね」と言い、「とにかく時代が変わったのか、昔は野球だけでプロ野球選手目指していれば、別に勉強をやらなくていいみたいなところがあったんだけど、今はそうじゃないんだよね。野球とかほかのスポーツも含めて今、ただ勝てばいいという時代でもない」と指摘し「WBCであれだけ盛り上がったというのは、バックグラウンドがあって、僕らがグラウンドで見えない以外のストーリーがちゃんと見えてきて、いろんな部分でMLBがエンターテインメント化したというのはあると思うんだけど、野球だけやってただ打てばいい、ただ投げればいいという時代ではなくなってきている」と話した。

そのうえで、「佐々木選手はメジャーを目指していると思うけど、引退してからのライフチャートを考えてるのかも知れない」とし、「大谷選手も高校時代にライフチャートを考えていたじゃないですか。今、インタビュー聞いても、ものすごくクレバーで的確、端的で余計なことを言わない。そういうことを考えると、佐々木選手の今回の判断は素晴らしいのでは。日本の鏡になるね」と自身の受け止めを話した。

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