[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

福山雅治 大トリ務めた紅白で勝利 勝敗は「凄く気にして」「負けてたら出禁ですよ」歌に込めた思いとは

[ 2023年1月7日 15:00 ]

シンガーソングライターで俳優の福山雅治
Photo By 提供写真

シンガー・ソングライターで俳優の福山雅治(53)が7日放送のパーソナリティーを務めるTOKYO FM「福山雅治福のラジオ」(土曜後2・00)に出演。大トリ(白組トリ)を務めた昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」を振り返った。

福山は昨年12月31日にライブ「福山☆冬の大感謝祭」を神奈川・ぴあアリーナMMで行ったあと紅白歌合戦に出場。1日にも同ライブをこなした。番組ではライブを終えた直後の福山のコメントを放送。白組の勝利については「勝ちましたね」と一言、勝利の瞬間には司会の大泉洋に「やったよ、洋ちゃん」と話しかけて喜ぶ姿などがテレビに映し出されたが、「皆さんね、勝敗とかあんまり気にしてないと思うでしょうけど、僕は凄く気にしてるんですよ」と話した。

2020、21年は敗れて悔しかったとし、「だって紅白歌合戦なんだから」と力を込めた福山。リスナーからは以前の「福のラジオ」での発言から「白組勝ちましたね。ましゃ、紅白出禁にならずに済んだね」とのメッセージも寄せられたが、福山は「本当ですよ。負けてたら出禁ですよ。自分で出禁を課してましたからね」との決意で臨んだと振り返った。

リスナーからは大トリは泣けるとのメッセージもあり、福山は「大変光栄なことでね。僕は12歳か13歳ぐらいの頃に初めてギターを手にしたんですけど、もうすぐ54になりますけど、40年たってそういう大きな舞台に立たせていただけるなんて思ってもみなかったですよね」としみじみと語った。

また、楽曲「桜坂」について、「歌の内容自体は失恋ソングと言いますか、別れてしまった恋人に思いをはせる歌なんですけど。まあでも他者の幸せを願うという、それは近くにいる人のことも本当はいつも思ってんだけど、ついつい遠く離れてしまった人のことは、こう素直に幸せを願えるんだけど、近くにいる人のことってさ、願ってるし思ってんだけど、近すぎてあんまり苦手だよねそういう想像力を働かせるのが人間っていうのは」とコメント。

「きょうもなんか元気そうだからいいか、みたいになっちゃう。でも会ってない人のことって凄くしっとり思いをはせるじゃない。毎日会ってたりとか、仕事の現場で会ってる人の幸せを毎日しっとり願わないよね。人っていうのはどうも近いものを大切にしないっていう、できないっていう。僕もそうなんですよ。そういうのが上手じゃないって」と続け、「そういうことを素直な気持ちで、大切にしたいなという気持ちになりたいという願いを込めて歌います、という話をしたかったんだけど、尺がなくてね。でも、思いとしてはそういうつもりだったんですよね」と明かした。

リスナーからは衣装については「桜坂ということでピンクだったのか」との意見もあり、福山は「まあね」と回答。「紅白が織り交ざってのピンクっていう意味もあるのかな」との推測には、「赤と白がね。やっぱり向こう30年とか40年、50年とかこの年の紅白はこうでしたって流れる可能性があるじゃないですか。それだと印象に残る方がいいいなと思って」との思いも語った。

続きを表示

この記事のフォト

芸能の2023年1月7日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /