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太田光 両親と"未知のフルーツ"との遭遇の思い出「価値観としてまずいって言ったらいけないような」

[ 2023年1月7日 20:32 ]

「爆笑問題」の太田光
Photo By スポニチ

お笑いコンビ「爆笑問題」太田光(57)が、7日放送のBS日テレ「古舘伊知郎のいまさら昭和 愛すべき愛しき日々」(後7・00)にゲスト出演し、幼いころの未知のフルーツと"遭遇"した思い出を語った。

フリーアナウンサー古舘伊知郎をMCに、昭和の懐かしかった出来事を振り返る番組。古舘は「新しいフルーツが日本にも千疋屋から入って来て、早いものありましたよね」と、米国から日本にさまざまな物資が入ってくるようになった時代を回想した。

すると太田は、一家で初めてキウイを買ったエピソードを披露した。「キウイが来た時は、新しいもの好きだから、キウイを机に置いてね、おやじと俺と(母と)3人でじーっと...どう食べたらいいのかと。いろんな角度から見たりして」と懐かしんだ。

情報もなく、切り方すら分からない中、太田の母が探り探りで包丁を入れたという。「おふくろが包丁か何かで、よく分からない切り方をして、食べたら、すごいおいしくて。アメリカってやっぱすごいんだなと。ブロードウェイってこういうものを...」。相方・田中裕二からは「ブロードウェイ、直結しないでしょ?」とツッコミが入ったが、太田は「新しいものは全部ニューヨークから来るって。ニューヨークの人たちはこういうのを食べているからあんなに背が高いんだねとか」と、当時の自身の信条を口にした。

しばらくして、母は新たな果物を買ってきたという。それはアボカドだった。「キウイがあんまりおいしかったもんだから、今度はアボカドが出た時に、おふくろが"今度はアボカドっていうのが出たよ"って。また机に置いて、親子3人でじーっと3時間くらい(見つめた)」。田中からは「いらねえだろ!3時間も何するんだよ」と再びツッコミが入った。

古舘から「アボカドも感動した?」と問われると、太田は「キウイのように食べようと思って食べたら、ん?ってなりました。やっぱり」と素直に打ち明けた。

キウイのようなフルーツの甘みをアボカドにも期待していたのか、太田は「びっくりしましたよ。どうやって食えばいいんだろうと思ったけど、価値観として、それをまずいって言ったらいけないような」と、当時抱いた複雑な思いを吐露。「貴重なものだし、せっかく買ってきたんだし、これはこれで認めなきゃいけない」と思うようになったといい、「これをおいしいと思えるようにならなきゃ。"自分の方からアボカドに寄っていかなきゃいけない"と、そういう感じでしたね」と振り返っていた。

太田の思い出に、古舘も「よく分かる。新しいものが誕生する時代なので、今みたいに情報が先行して、道にあふれて気がついたらあるという時代じゃないから、ウブなんだよね」と納得していた。

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芸能の2023年1月7日のニュース

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