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掛川城御殿 今年も「王将戦特別限定御城印」販売 「問い合わせ一日数十件」

[ 2023年1月7日 05:08 ]

王将戦の開催を記念して掛川城御殿で販売される「王将戦特別限定御城印」
Photo By スポニチ

第72期ALSOK杯王将戦7番勝負は7日、前夜祭が行われ、8日開幕する。藤井と羽生の「黄金カード」の実現に、決戦の地となる静岡県掛川市もファンも大盛り上がりとなっている。

掛川城御殿では、対局を記念した「王将戦特別限定御城印」(1300円)が、8日午前9時から販売される。御城印は通常は厚紙に印刷されるが、王将戦バージョンは掛川産ヒノキ由来の木製シートで作製。藤井王将と羽生九段の揮毫(きごう)入りで、将棋の駒をかたどっている。昨年も販売されたが、今年は注目度も高く、掛川城によると「問い合わせが一日数十件も来ている」という。

昨年は1000枚販売し、今年は枚数非公表も増量。担当者は「昨年も販売30分前から数人並ばれていた。今年はどれくらいの方が求められるのか、私たちも想像がつかない。いま、一生懸命袋詰めしています」と準備に励んでいる。

デザイン・印刷を手がけた市内の「幸栄グラフィック」によると、「素材、デザイン、印刷、販売など"オール掛川でなにかできないか"という話から誕生した」という。改修中の掛川城のイラストには「普請中」の文字が入り、レア度もアップ。こちらも行列ができそうな勢いだ。

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