[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

【囲碁将棋チャンネル】王将戦全対局を生放送

[ 2023年1月7日 12:00 ]

羽生九段とタイトル戦初対峙となる藤井王将
Photo By スポニチ

将棋の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=に羽生善治九段(52)が挑む第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負はあす8日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で開幕。囲碁・将棋チャンネルでは全対局を生放送する。

藤井王将は昨期、初出場の7番勝負で渡辺明名人に4連勝。圧倒的な大差で史上最年少5冠となった。新年度に入っても叡王戦以下、保持する4冠をすべて防衛。内容も2敗以上を喫したのは竜王戦の1度だけと、まさに圧巻だった。タイトル戦以外でも11月には銀河戦、日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)を制しており、手がつけられない。

通算勝率は8割3分前後。常に強豪と対戦し続けるタイトル戦でもほぼ同様の8割3分(39勝8敗)と驚異的な数字を誇る。番勝負で過去11シリーズ負けなしというのも当然の帰結だ。16年暮れのデビュー以来、3連敗が一度もない安定さも特徴。スランプらしいスランプが全くないトップコンディションを維持して臨む今回の王将戦も死角を探す方が難しい。

対する羽生は14勝24敗の不振に沈んだ21年度から完全復活。将棋界で最も過酷と評される王将戦挑戦者決定リーグでは並み居る強敵を6戦全勝で退け、7期ぶりの挑戦権を手にした。歴史の浅い叡王戦を除く7タイトルで永世資格を持つ偉大なレジェンド。積み上げてきた戴冠は99期で、今シリーズを制すれば記念の100期に達する。今や絶対王者と化した32歳年下の藤井を倒して金字塔を打ち立てることになれば、歴史に長く刻まれる出来事となるのは必至だ。

令和の怪物VS平成の伝説。その一局一局、その一手一手はひたすら重い。片時も目を離せない7番勝負が、ついに始まる。

〇...囲碁・将棋チャンネルでは王将戦全対局を生放送する。注目の第1局第1日はあす8日午前8時40分から放送。囲碁・将棋チャンネルも見られるスカパー!基本プランは、新規加入で翌月視聴料390円キャンペーンを実施中。スカパー!番組配信ではスマホでもライブ視聴が可能となっている。視聴に関する問い合わせはスカパー!カスタマーセンター(新規加入窓口)=フリーダイヤル0120(30)9898=まで。受け付けは午前10時〜午後8時(年中無休)。

続きを表示

この記事のフォト

芸能の2023年1月7日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /