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古谷経衛氏 発言撤回の杉田水脈総務政務官に私見「保守っていうよりただの無知という感じ」

[ 2022年12月4日 16:22 ]

文筆家で令和政治社会問題研究所所長の古谷経衛氏が4日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演。杉田水脈総務政務官(衆院比例中国ブロック)が2日の参院予算委員会で、LGBTなどの性的少数者やアイヌ民族を巡る過去の発言を謝罪、撤回したことに言及した。

撤回したのは、2018年に、性的少数者は「生産性がない」とした月刊誌の記述。16年、出席した会議の参加者を「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」とやゆしたブログの投稿も撤回した。杉田氏は、他の言動も「精査する」と述べ、さらなる撤回を示唆した。性暴力被害を公表したジャーナリストを中傷するツイッター投稿に「いいね」を押した件や、性暴力被害を巡る20年9月の「女性はいくらでもうそをつけますから」発言などが対象になる見通し。

古谷氏は「僕は杉田さん、次世代の党に出る前ですね、下野してた時から知っていて、彼女の本とかも読んでるんですけれども、保守っていうよりただの無知という感じがして、なんか保守の人がかわいそうだとは思いますね」と自身の見方を述べた。杉田氏を「オタサーの姫(オタクサークルの姫)」と表現していることについては「保守業界ってやっぱり、政治の世界が全部そうなんですけど、とりわけ物凄い男性偏重世界なんですよ。保守は特に。だから100人仮にいたら90何人は男みたいな。しかも結構高齢の人が多いと」と持論を展開し、「その中で女性だってだけで、どんなに勉強足りないよっていう人でも持ち上げられちゃうんですよ。ちやほやされるんですよ。ちやほやされて気持ちよくなっちゃう人もいますよね、私、注目されてるみたいな」と言い、「杉田さんってたぶんもともとは保守でも何でもないと思うんですよね。特に自分の世界観を持ってないと思うんですよ。その中でもっとちやほやされたい、もっと男性にちやほやされたいっていうね、野心もあったと思うんですね。その中でどんどん過激なことをすっと言うようになる。そうするともっとちやほやされますから。それが最初は出世したいとかってあったかも知れないんですけど、それがもう消し飛んじゃって、それが本心になっちゃったと」と自身の見方を述べた。

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