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ロッテ・中森 開幕ローテ前進!先発でまた2回無失点 無四球に「今日はゾーンで勝負できた」

[ 2024年2月21日 05:30 ]

練習試合 ロッテ3―2楽天 ( 2024年2月20日 糸満 )

<ロ・楽>初回を内野ゴロ3つで立ち上がった中森(撮影・長久保 豊)
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ロッテ・中森が開幕ローテーション入りへまた一歩前進した。この日最速147キロの直球を武器に初回は3者凡退。2回は先頭の島内に中前打も後続を3人で片付けた。13日の楽天戦に続き、同じ相手に先発で2回1安打無失点。計4イニング無失点となり、何より無四球がうれしかった。

「前回は四球を出したけど、今日はゾーンで勝負できた」。反省はもちろんある。走者を出した途端、140キロ台前半に急降下した球速だ。「セットポジションだと体重移動がうまくいかなくて」。試合後ブルペンへ直行。「おかわりというか、投げてフォームを固めました」と笑った。

先発陣の離脱が続くチームにも大きな好投だ。今季先発転向した東條は、17日の広島戦で左脇腹を痛め初回降板。左外腹斜筋損傷で復帰まで4〜6週間かかる見込み。この日2番手で投げた左腕・本前も長期離脱は必至となった。吉井監督は高卒4年目の21歳右腕について「真っすぐ主体でストライク先行で良かった」と評価した。

昨季2度の先発も3回以降にスタミナ切れで自滅。「投げる体力は投げないとつかない」とオフは意識的に球数を投げた。開幕先発入りへ「枠は少ないけど入れるように。やることをしっかりやれば結果はついてくる」と語気を強めた。(伊藤 幸男)

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