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阪神・川原 「一番勝負できる球」磨き上げた直球で3回零封!支配下復帰へ「毎試合、最後だと思って」

[ 2024年2月21日 05:15 ]

練習試合 阪神2―0韓国サムスン ( 2024年2月20日 宜野座 )

<練習試合 神・サ>3回、投ゴロで2死とした川原(撮影・須田 麻祐子)
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阪神・川原が1軍実戦での先発マウンド抜てきに堂々と応えた。昨季西武のマキノンが4番に座った韓国・サムスンを3回零封。「ゼロでいけたのは良かった。去年のキャンプからずっと真っすぐを練習してきた。しっかり腕も振れてきている」とうなずいた。

2回1死では21年東京五輪で韓国代表に入った姜珉鎬(カン・ミンホ)に左翼線二塁打。唯一走者を背負った窮地も磨いてきた武器で切り抜けた。空振り三振で2死とし、最後はフルカウントから首を振って右打者の内角直球を選択。中飛に押し込んだ。

「抑える確率があるのは真っすぐだと思った。一番勝負できる球なので」

12日の1、2軍合同紅白戦と合わせて今春は計5回無失点。岡田監督には「良くなってきていることは確か」と認められた上で「1軍の方でまだ投げなあかんピッチャーもおるもんな」と2軍に戻る方針を示された。18年ドラフト5位で入団し、左肩などの故障もあって21年オフに育成契約。「立場が立場なので毎試合、最後だと思ってやりたい」。目標の支配下復帰へ前を向いた。
(松本 航亮)

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