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大谷翔平 地元放送局生出演で二刀流、ケリー夫人動画などを語る「僕が見た中で最高のビデオだった」

[ 2024年2月4日 11:44 ]

イベント参加前にメディアの取材対応に応じ笑みを浮かべる大谷(AP)
Photo By AP

ドジャース大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)、ドジャースタジアムでファン感謝イベント「ドジャーフェスタ2024」に参加。球場を埋めた熱烈ファンからの大歓声を浴びた。

イベントでは初めて「ドジャーフェスト・ステージショー」を開催。フレディー・フリーマン、ムーキー・ベッツらスター選手の後に満を持して大トリでファンの前に初めて登場した。

その後は地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の番組に生出演した。「どの時点で二刀流としていけると確信したか?」と問われた大谷は「プロになってからもなかったです。ある程度、3年目くらいで形になったので、そこからはある程度自信はつきました」と説明。メジャーリーグでも「こっちに来ることになって、こっちでもできるかどうかはまたわからなかった。1年、1年積み上げた証かなと思います」と語った。

収録はファンに囲まれた屋外スタジオで行われた。「シーズンやキャンプが始まってないにも関わらず、これだけ熱狂的なファンが集まってくれたことをどう思うか?あとはチームメートの交流は?」と問われ「さっき初めて会うチームメートとは何人か挨拶した。ファンの人は今まで敵として圧を感じることが多かったですけど、これからは背中を押されることを考えると凄く心強いなと思います」とファンのサポートに期待した。

また「去年、どの選手が気になるかと聞かれてベッツと答えていたが、なぜ彼を選んだのか?」と問われると「何をやらせてもトップに行くんだろうなというセンスというか何をやっても吸収が早いんだろうなというプレーヤーに見えるので。そこは持って生まれたものがある方という印象が強い」と答えた。

「今まで大きな試合に出てきたと思うが、ドジャースは優勝しないと失敗みたいな扱いになる。そういう期待をどう受け止めている?」との質問には「楽しみたい思いが強いが、当然そうならない場面もあると思うので、そこは受け止めていくしかないと思っている。個人的にも優勝しないと失敗なのかなとは思う。ポストシーズンはまだプレーしたことないですし、まずはそこで勝つこと。最終的にはやっぱりワールドシリーズで勝ちたいという思いが強い」と優勝への強い思いをにじませた。

「リハビリ中で25年まで投げられない。ここまでのリハビリはどんな感じ?」と問われると「打つのはもうすぐ100(%)になると思うので、ここから何もなければ開幕に間に合うんじゃないかという手応えは感じています。ピッチングに関しても1回目の手術よりはだいぶ感触はいい。当然焦ることはないですけど、プラン通りにいければ来年にしっかり間に合うと思っています」と来年には投球できる見通しを明かした。

大谷は入団に際し、背番号17を譲ってくれたチームメートのジョー・ケリー投手一家に、高級スポーツカーのポルシェをプレゼント。ケリーの妻、アシュリーさんが「Ohtake17」(大谷が17番を持って行く)キャンペーンと名づけ、大谷に背番号を譲るようケリーに対し進言し、話題を集めていた。「ケリー選手の奥さんがバズった動画を出してポルシェも注目されていますが、あれはどういう経緯でしょうか?」と問われると「まずは僕が見た中で最高のビデオだった」と笑い交じりに話しつつ「背番号は選手にとってはそれくらい積み上げてきた価値があると思うので、お礼というか、ありがとうございますという感じです」と笑顔で話した。

最後に司会者から「ドジャースへようこそ」という日本語の歓迎に、大谷は「パーフェクト」と英語で返して退席した。

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