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ソフトB長谷川 中継ぎ候補の変則左腕が節分の日に"ハセは内"を猛アピール

[ 2024年2月4日 06:00 ]

ソフトバンク・小久保監督(左)、倉野コーチ(右)が見守る中、ブルペンで投球練習する長谷川(撮影・成瀬 徹)
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節分の日に"ハセは内"を猛アピールだ。現役ドラフトで今季加入したソフトバンク・長谷川威展投手(24)が3日、2度目のブルペン入り。新戦力の変則左腕は、得意の内角攻めで首脳陣の期待をふくらませた。

「基本的に直球も変化球も全部、強気に内ですね。外で勝負することは少ない」

右打者だけではなく、左腕は投げづらいとされる左打者の"内"を突く強心臓の背番号59。小久保監督が見守る中で約40球。直球、スライダー、カットボール、ツーシームの全球種を投じた。倉野投手コーチ兼ヘッドコーディネーターは「独特の曲がり幅がいい。(打者は)手元でタイミングが狂う」と評価。得意のスライダーを推され自信になった。

昨オフは日本ハム時代の先輩・宮西と自主トレ。新天地でのキャンプ初日からブルペン入りし「去年よりもいいんじゃないかな」と手応えを口にする。

昨季まで嘉弥真(ヤクルト)が担っていた中継ぎ左腕の役割が期待される。ライバルはヘルナンデス、左肩の不安で出遅れた田浦もいるが、小久保監督は「タイミングが取りにくいし(球の)出どころも見にくい。早く打者の反応が見たいし、嘉弥真が抜けている。狙いにきてほしいポジション」と期待する。

8月9日の「野球の日」生まれの男は「ピンチの場面は"長谷川でいきたい"と言われるようになりたい」。鬼をも吹き飛ばす決意だった。 (井上 満夫)

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