インターネットとヘイトスピーチ
インターネット上のヘイトスピーチから被害者を救うために何が必要か
| 著者 | 第二東京弁護士会人権擁護委員会 編 |
|---|---|
| ジャンル | 社会問題 |
| シリーズ | GENJINブックレット |
| 出版年月日 | 2019年12月15日 |
| ISBN | 9784877987442 |
| 判型・ページ数 | A5・84ページ |
| 定価 | 本体1,100円+税 |
| 在庫 | 在庫あり |
インターネット上のヘイトスピーチに関する基礎知識
インターネット書き込みの仕組み
インターネット上のヘイトスピーチをめぐる法制度の現状と課題
インターネット上のヘイトスピーチ被害の深刻さ
ドイツを中心としたヨーロッパ諸外国におけるSNS 上のヘイトスピーチ対策
パネルディスカッション:実効性のある被害者救済を考える
インターネット上の人種差別的ヘイトスピーチ撲滅のために適切な対応を求める意見書
1 ヘイトスピーチとは
2 インターネットとヘイトスピーチ
3 インターネットというメディアの特性
4 インターネット上のヘイトスピーチについての法的責任
5 インターネット上の情報「削除」をめぐる現行制度
6 諸外国の対策例
インターネット書き込みの仕組み 石田拡時(第二東京弁護士会人権擁護委員会)
1 インターネット上の「書き込み」の仕組み
2 「書き込み」の削除について
3 「書き込み」をした人を特定する方法
[コラム]ヤフーニュースの「コメント」機能におけるヘイトスピーチについて
[基調報告]インターネット上のヘイトスピーチをめぐる法制度の現状と課題 曽我部真裕(京都大学大学院法学研究科教授)
1 インターネット上の違法有害情報対策
2 インターネット上の表現規制
3 インターネット上のヘイトスピーチ対策
4 違法有害情報におけるヘイトスピーチの位置づけ
5 今後の課題
[報告]インターネット上のヘイトスピーチ被害の深刻さ 師岡康子(東京弁護士会)
1 ヘイトスピーチとは何か
2 ヘイトスピーチはどのような害悪をもたらすのか
3 どのような法規制が必要なのか
4 ヘイトスピーチ解消法の問題点
[報告]ドイツを中心としたヨーロッパ諸外国におけるSNS上のヘイトスピーチ対策 金尚均(龍谷大学法学部教授)
1 日本の現状
2 インターネット上のヘイトスピーチ規制
3 ヨーロッパにおける対策の広がり
4 まとめ
[パネルディスカッション]実効性のある被害者救済を考える パネリスト:曽我部真裕・師岡康子・金尚均/コーディネーター:李春熙
1 現行法のもとで被害者がとりうる裁判手続
2 現行法上の問題点
3 裁判以外の救済方法――法務局
4 ヘイトスピーチの違法性――違法情報か有害情報か
5 有害情報に対する対策
6 迅速な被害者救済手段の可能性
7 プラットフォーム事業者の責任
8 インターネット上の表現規制
9 差別を規制する法制度
10 ヘイトスピーチと表現の自由
11 今後の課題
12 ヘイトスピーチ撲滅のために
インターネット上の人種差別的ヘイトスピーチ撲滅のために適切な対応を求める意見書