あなたの「?」は人権問題かもしれない
国際スタンダードから考えるSDGs時代の声のあげ方
あなたが「はて?」と感じるできごと。それを打開するヒントが、国際人権条約にはたくさん用意されています。
| 著者 | ヒューマンライツ・ナウ 編 阿部 浩己 編 小川 隆太郎 編 |
|---|---|
| ジャンル | 社会問題 |
| 出版年月日 | 2024年12月30日 |
| ISBN | 9784877988753 |
| 判型・ページ数 | A5・218ページ |
| 定価 | 本体2,300円+税 |
| 在庫 | 在庫あり |
どうして声を挙げられないのか。そのように「おかしい」と思うのは自分だけではないのか、おかしいと声を挙げると「炎上」するのではないかと考えてしまう人もいるだろう。
本書は、「自分の命や体を守る」といった身の回りの事柄から、「平和で自由な社会で暮らす」といった世界情勢まで、32個の疑問について、それを正そうとすることが国際人権基準によっても認められるものであることを明らかにする。
[フレーム]
Q1 いじめ
Q2 学校での体罰
コラム あなたにもできることがある
Q3 DV・性暴力
Q4 セクハラ
Q5 マタニティ・ハラスメント
Q6 児童ポルノ
Q7 人身売買
Q8 AV出演強要
第2章 安心して生活するためには?
Q9 職場での長時間労働やハラスメント
コラム 企業が人権のためにできること--企業はカネさえもうかっていればいいのか
Q10 過労死
Q11 自殺
Q12 奨学金
Q13 生活保護
Q14 被災者の生活
Q15 原発事故からの避難
コラム 気候変動
第3章 一緒に生きるためには?
Q16 婚姻の多様性
Q17 職場での性差別
Q18 障がい者への差別
Q19 HIV感染者への差別
Q20 難民
コラム マスメディアにできること
Q21 技能実習生
Q22 外国人の入管収容
Q23 ヘイトスピーチ
Q24 朝鮮学校への差別
コラム 学生・教師にできること
第4章 平和で自由な社会で暮らすためには?
Q25 戦争への加担
Q26 日本軍「慰安婦」
Q27 沖縄の米軍基地
Q28 「知る権利」と特定秘密保護法
Q29 共謀罪
Q30 えん罪
Q31 死刑
Q32 SDGs
コラム ビジネスと人権
第5章 「国際人権条約」ってなんだろう?――世界を良くするためのルールを知る
コラム 国際人権分野で韓国と台湾から学べること
おわりに