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なぜ日本の災害復興は進まないのか

ハンガリー赤泥流出事故の復興政策に学ぶ

なぜ日本の災害復興は進まないのか

産業廃棄物流出事故による大規模な災害から1年足らずで地域社会の再生を果たしたハンガリーの実践事例を紹介。

著者 家田 修
ジャンル エネルギー・環境
出版年月日 2014年10月15日
ISBN 9784877985820
判型・ページ数 A5・258ページ
定価 本体2,900円+税
在庫 在庫あり

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東日本大震災、福島第一原発事故からの復興の足取りは遅い。2010年ハンガリーで産業廃棄物流出事故による大規模な災害が発生したが、この災害復興では、1年足らずで復興住宅を建て、地域社会の再生を果たした。その実践例を紹介し、災害復興立案の参考モデルを提示する。
はじめに――なぜ日本の災害復興は進まないのか

第1章 被災者の救済と復興住宅
はじめに――突然の赤泥流出
1 フックス家(コロンタール村)
2 レフマン家(コロンタール村)
3 モルナール家(コロンタール村)
4 コヴァーチ家(コロンタール村)
5 ダンチ家(デヴェチェル市)
6 ニョマ家(デヴェチェル市)
7 コロンタール副村長トルマ家(被災しなかった家)

第2章 被災地の救済から地域の復興・再生へ
1 住民集会
住民集会による自治体の意思決定
救済委員会の設立
2 緊急支援と自営業の救済
3 地域社会の復興事業1――デヴェチェル市
4 地域社会の復興事業2――コロンタール村とショムローヴァーシャールヘイ村
5 国民的な救援活動

第3章 政府の事故対応から地域の復興政策へ
1 緊急避難
2 首相演説と救済基金
3 被災自治体と復興令
4 復興住宅建設の開始
5 地域復興支援政策の確定

第4章 赤泥は無害か有害か?――国際基準より厳しい国内基準の制定
赤泥をめぐる議論
産業廃棄物としての赤泥と放射能
1 国際基準では無害
2 ハンガリー基準では有害
3 赤泥をめぐるEUの対応

第5章 復興のハンガリーモデルと日本の復興政策
1 被災者救済の先行例
2 赤泥事故後における復興政策
3 ハンガリーモデルの基本原則と日本の災害復興

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