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  7月9日 ( 火 ) ~7月15日(月・祝)の1週間、「ひょうごプレミアム芸術デー」として有料ゾーンの無料開放や、毎日体験できる古代体験としてまが玉づくり・石包丁づくり・火おこし・組紐づくりがあります。また、石棺に入ろう(13日)・古代船に乗ろう(14日)・ユニバーサルの古代体験講座として「まが玉ネックレスをつくろう!」(14日)・自由に話せる観覧日(14日)など様々な取り組みを設定しています。 今後の取り組みをより充実させていくため、アンケートにご協力をお願いしています。  いよいよ、 7月13日(土)からは 夏季企画展「ひょうご発掘調査速報2024」がスタートします。  ひょうごプレミアム芸術デーにより、 13日(土)~15日(月・祝)は観覧料無料となっています。是非この機会に考古博物館にお越しください。(小林)
  6 月29日(土)  、最後の 春季特別展関連講演会が実施されました。 講師は 新田宏子(当館 学芸員) で、演題は「 動物と考古学を楽しむ-春季特別展のみどころ- 」です。最後にふさわしい、丁寧でわかりやすい講演会となりました。 多くの皆様がメモを取りながら、熱心に聴かれていました。 質疑応答の時間もありました。少しだけですが、動画でも紹介します。 講演会終了後、特別展会場において恒例の詳しいお話を聴くことができました。 令和6年度の春季特別展は6月30日で終了し、 次の夏季企画展は、「ひょうご発掘調査速報2024」と題して 7月13日(土)から8月25日(日)まで開催されます。 夏季企画展関連講演会として 7月20日(土) 13時30分より、 講師に野田優人氏(兵庫県教育委員会 文化財課 主任)を招聘し、「 燃えた!! 弥生時代の土器工房」と題してご講演いただきます。 是非、 夏季企画展並びに 講演会 にも多くの皆様がご来館されることを願っています。 どうぞよろしくお願いいたします。(小林)
 1年のちょうど半分となる6月30日の午後、曇り空ながらなんとか雨も降らずに「ひとがた流し」を行うことができました。 受付をすませた参加者のみなさんは、「ひとがた流し」の行われた古代の宮中の行事である「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」について、「ひょうご考古楽倶楽部」による寸劇で説明を受けました。 緑の衣装の天皇役は会場で小学生の希望者の中からじゃんけんに勝った方がつとめてくれました。 その後、木でできた「ひとがた」に鉛筆で自分の顔などを描きました。 今回はほったんも「ひとがた流し」参加しましたよ。 その後、ひとがたに息を吹きかけて、半年間にたまった悪いものをひとがたになでつけて移しました。そして講堂を出て、遺跡公園を流れる溝に、悪いものと一緒ににひとがたを流しました。 この半年にたまった悪いものを水に流し、新しい気持ちで残りの半年を過ごせるように祈る「ひとがた流し」 。 願いごとを短冊に書いて笹につるす七夕とは時期が近いけれど目的が違う行事です。 博物館の中に展示されている発掘された古代のひとがたも、さまざまな禍(わざわい)から逃れるために古代の人が使ったものです。昔の人もいろんな苦労があったんですね。 参加されたみなさんは、これからの暑い夏もきっと元気で乗り切れるでしょう。 どうもありがとうございました。
  6月1日にスタートしましたボランティア養成研修も6月29日で3回目となりました。今回は、古代体験の実習として「組紐づくり」と「火起こし」を学びました。 学習支援課の学芸員より本日の流れを説明 まずは、「組紐づくり」で先輩ボランティアの実演   続いてiPadの動画を見ながら組紐づくりに挑戦   覚えて慣れて、完成まで一苦労   後半は、「火起こし」に挑戦   コツも必要ですが、体力はもっと必要 次回は、7月20日に「勾玉づくり」「石包丁づくり」を学びます。更に8月中に2回以上の体験学習室での古代体験指導を通して、実践指導力を身に付けていく予定です。 9月29日(日)の閉講式まで道のりはまだ少しありますが、 22期生14名の ボランティアの皆様が、互いに助け合い協力して楽しく ボランティア養成研修を 進んで 欲しいと願っています。(小林)
 募集案内「kid's考古学新聞コンクール」 通路に展示していました「第4回kid's考古学新聞コンクール」の作品も6月30日に当館での公開期間を終了しました。たくさんの方々に御覧いただき、ありがとうございました。 7月下旬からは、会場を移して大阪府をはじめ全国の博物館等で順次公開されます。 全国巡回展はまだまだ続きますが、もう次の「第5回kid's考古学新聞コンクール」の募集の案内が届いています。 ○応募期間:令和6年9月1日(日)~9月30日(月) の1ヶ月間です。 ○対象者 :小学生ならだれでも参加OK      〈5・6年の部〉〈チャレンジの部(1~4年生)〉      1人でも、グループ〈5名まで〉、学校単位 どれでも可能 ○応募方法:専用の応募用紙&新聞フオームによる〔郵送・メール〕        第5回Kid's考古学新聞コンクール  ←クリック ○結果発表:令和6年12月1日(日)12時 第4回のコンクールでは兵庫県から3名もの入賞者が誕生しています。 次はキミの番です! ぜひ挑戦してください!!
   明日の 6月30日(日) 13時30分~14時30分(雨天決行)に予定されています「 ひとがた流し」を、 ボランティア団体のひょうご考古楽倶楽部の方々が、 準備 されていました。  ひとがた流しの 準備物を作成中  講堂では、古代のひとがた流しを再現した寸劇の準備です。  遺跡から出土したひとがた(当館常設展示) 「ひとがた流し」とは、人の形をいた板に自分の顔を描き、半年の間に身に付いた災いをひとがたに移して川に流すという、 奈良時代から全国の役所で行われていた行事です。 講堂で古代のひとがた流しを再現した寸劇を見た後、参加者各自でひとがたに自分の顔を描き、体験広場北側の溝に流して、古代の儀式を体験してもらいます。 参加者 先着 100 名まで(当日受付 受付開始 13:20 ~本館講堂前) 参加料 無料 となっています。 多くの方に参加いただき、楽しい行事となることを願っています。(小林)
  (ほったん) 4 月 13 日から始まった「 kid’s 考古学新聞」の展示もこの 30 日(土)で終了だね。 ほんとに力作ぞろ いだったから、もしまだ見ていない人がいたら今のうちだよ。 この新潟県の小学 3 年生の女の子の書いた「旅するヒスイ」はよく書けているなあ。手書きのイラストもかわいいね。 ふ~ん ヒスイって 5000 年前の縄文時代には既にペンダントのようにぶら下げるアクセサリーとして使っていたんだって・・・。 アレ ちょっと待って。縄文時代には鉄もなかった時代なのにどうやって穴を開けることが出来たんだろう? さっそく学芸員さんに聞いてみよう!   (学芸員) どうしたんだい。ほったんそんなに急いでやって来て。館内は走ったらいけないんだよ。   ゴメンナサイ! ところであの壁新聞に「縄文時代にヒスイに穴を開けていた」と書いてあったんだけど、ほんとにそんなことできたの?   このような穴を開けた装飾品は、最初は動物の骨や貝殻を使っていたんだけど、これらは今、特別展示室で公開している春季企画展”動物と考古学” (6/30まで)で観覧できる ので、ぜひもう一度そちらにも注目してほしいなぁ。 は~い。 ところで、ヒスイのような石材としては他に水晶やメノウなど、それから樹脂が化石化したものとしてコハクなども材料としてして使われていたんだ。これらはテーマ展示室で1年中見ることができるよ。            上から2段目の白系が水晶、3・4段目の茶系が瑪瑙(メノウ)、その他ガラス製 これらの石材よりもヒスイはもっと硬い石なので、穴を開けるのはとても労力がかけられていたんだろうね。 でもヒスイは淡い 緑色のとっても綺麗な石なので、古くから人気のある宝石だったんだ。 なんと、このヒスイを加工した最も古いものが日本(新潟県糸魚川市)で見つかっているんだよ。 本当だ。 アッ!だから新潟県に住んでいる小学生がヒスイを調べてみようと思ったのか。 弥生時代中期のまが玉:1玉津田中遺跡(神戸市)、2七日市遺跡(丹波市)   ヒスイが人気だったのは分かるけれど、やっぱり穴の開いた...

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