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平成27年度兵庫県立考古博物館 公開講座 「兵庫県考古学研究最前線2015」 が始まりました。第1回は((公財)兵庫県まちづくり技術センターの渡瀬健太さんが「古墳時代の甲冑」と題して 講演をされました。 岡山大学・大学院で「古墳時代の甲冑研究」に没頭されていた渡瀬さんが74名の聴衆を前に「甲冑研究の意義」・「古墳時代の甲冑の種類」の説明から「甲冑研究の現状」を、そして「兵庫の甲冑出土古墳」を紹介されました。まとめでは「古墳時代の甲冑の用途」は葬送・儀礼の出土例のみであること、また工房などは未発見であるが大和を中心とした国内産と考えられるが、地方での生産も検討したいと話された。 雲部車塚古墳出土甲冑から復元された古墳時代の武人 (考古博物館テーマ展示室) 講演を熱心に聴かれ、質問もされた参加者(講堂にて) 次回は7月25日(土)13:30~15:00(受付は12:50~:講堂 参加費無料)において  深井明比古(当館学芸員)が「ゆるキャラ?フィギュア?縄文土偶・土面の謎」の 講演をしますので、楽しみにご参加下さい。
毎年夏休み恒例の考古博で「ハニワくんをつくろう」が、今年も8月1日(土)10時~12時と1時30分~3時30分の2回、いづれも体験学習室3で行われます。 参加対象は小学1年生~3年生で、各回20名、参加費400円です。 作品の出来上がりは8月16日(日)になります。 夏休みの体験に、楽しくかわいい「ハニワくん」を作ってみてはいかがでしょうか。 なお、予約、お問い合わせは学習支援課(079-437-5564)までお願いします。 企画展 夏休みこども博物館「こうこはくフィギュア展」(7.18~8.30) 展示品の中に古墳時代の人が作った須恵器の人物小像や人物埴輪もありますので、 作品の参考としてください。
前回の活動で第5号住居の茅葺きが始まり、第一段目が完成をしました。 本日は曇り空で時々暑い日ざしが射す中、第二段目の茅葺きを始め、約半分を葺き終わりました。 第一段目の茅葺きを雁木で整える 第二段目の茅葺きの茅を束に整える 茅束を結ぶ為に外から竹針を使い棕櫚縄を内の小舞に掛ける 内側で棕櫚縄を小舞に掛ける 外で結ぶ 力を掛け結ぶ 見学者に説明をする 楠の木陰の第5号住居と午後の活動メンバー 次回活動日からサマータイムとなり、午前中のみとなります
6月末の梅雨の曇天を打ち払うように、考古博物館の講堂を中心に考古博のイベント・夏越の大祓(おおはらえ)として「再現!古代のまじない-ひとがた流し-」が行われました(今回で7回目)。 参加者74名が受付で人形(ひとがた)をうけとる ひとがた流しの解説を聞き、ひとがたに自分の顔を真剣に描く ひとがたに描かれた古代の役人の顔 参加しながら古代の大祓の復元を観る 喜瀬川ではなく祓戸(はらえど)の砂利敷溝にひとがたを流す 整然と流されたひとがた 夏越の大祓・ひとがた流しは終わりましたが、 館内のメインホールに七夕の短冊飾りが用意されていますので、 星に願いを込めて短冊を笹に結んでください
考古博物館から町営駐車場へのアプローチ橋と狐狸ケ池の風景です。 水生植物のガガブタに占拠された水面に、スイレンの白い花が片身を狭くしながら咲いています。エールを送って、ご覧下さい。やはりオニバスは見つかりませんでした。 考古博物館からみた狐狸ケ池のアプローチ橋と水面 ガガブタに水面を占拠されたスイレン オニバスの代わりに頑張る白いスイレンの花 咲き誇るガガブタの白い花
梅雨の晴れ間に、夏越の祓え・「再現!古代のまじない-ひとがた流し-」(6.27開催予定:考古博物館)を待たずして、博物館南の狐狸ケ池や大中遺跡に夏の風景が出現しました。お楽しみ下さい。 館南の狐狸ケ池水際の葦の繁茂と水生植物 ミツガシワ科アサザ属ガガブタの白い花が咲き始めました オニバスは今年もまだ底の土の中? ヤマモモの実りの色 クスの木陰の茅葺き中の5号住居
6月21日(日)午後1時30分から担当学芸員による最後の展示解説や博物館ボランティアによる朗読「災害と復興の絵本を読む」が行われました。それぞれに多くの来館者が参加していただき、無事、特別展を閉幕することが出来ました。ありがとうございました。 最後の日の特別展バナー(寂しそうですね) バックヤードツアー参加予約の親子連れも多く聞いていただいた展示解説 お別れの涙ではありません、液状化・噴砂の地層剥ぎ取り 閉幕の日の朗読会場(会期中延べ300人以上の参加者) 特別展は閉幕しましたが、館内のミュージアムショップ(凮月堂)で 特別展図録や研究紀要も販売されていますので、お求め下さい。

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