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当館は、本日から1月1日までメンテナンスとお正月で休館しております。 今年は、10年目の総点検のため、例年より念を入れてメンテナンスを行っています。 休館が長くなり、ご迷惑おかけしますが、ご了承くださいませ<(_ _)> さてさて、メンテナンス中の館内をちょっとご紹介しちゃいます あっ!テーマ展示室の人骨、「ひとみさん」の姿がありません! 彼女も10年間休まず出ていたので、メンテナンスにおでかけしているようです。 展示されている遺物を固定しなおしたり、 高いところのほこりを丁寧に掃除したり、 展示品に痛みがないか、丁寧にチェックしています。 祈りをささげるシャーマンもキレイキレイに ♪ これから、年末にかけてまだまだいろんなところを すみずみまでメンテナンスしてまいります! つづく。
特別展の会期も残すところ、あと二日 新たに1号鐸と2号鐸の「舌」を展示しています。 鳴らしていた証拠でしょうか舌の側面が磨滅しているのが観察できます。 (これは写真では確認できません。ぜひ肉眼で確かめてください) さらに、今回しか見られないものがあります。 分析のために銅鐸の一部を削りました。その部分は青錆が取れて鋳造当時のフレッシュな金属面が顔を出しています。 写真を掲載しておきますが、これもご自分の目で見られることを強くお勧めします。 削られた金属面はすぐに輝きを失ってしまいます。 弥生時代の人が見ていたのと同じ色の銅鐸を見ることができる機会は 今回を逃すと二度と巡ってくることはないからです。 矢印の場所が、現れた金属面 1号鐸の舌。エッジが磨滅しています。 2号鐸の舌。入れ子の銅鐸の舌は形状が違っています。 削った面のアップ。眩いばかりの金色です。 これが鋳造当時(約2,400年前)の銅鐸の「本来の輝き」なのです。 当館でも復元した銅鐸で当時の輝きを再現していますが、やっぱり本物の輝きには敵いません。 くどいようですが、あと二日です。 ぜひご来館ください。
6月に植えた赤米は収穫の時期を迎えました。 しかし、今日は生憎の雨模様。 中止も考えましたが、天気の大崩れもなさそうということで実施することにしました。 参加者は一般(申し込みの方)54名、明石高専の学生15名、ボランティア養成研修性10名、その他館の関係者を加えると100名を超える大部隊となりました。 しかし、悪いことに雨は途中から本降りに。 それでも何とか目標の7割くらいは刈ることができました。 皆様お疲れ様でした。 風邪をひかないよう、ゆっくりとお休みください。 3種類の赤米の穂の色の違いがわかりますか? 一般参加みなさん。雨が降らないか心配なようす。 はじめに、弥生時代のように石包丁で刈ってみます。 穂首を1本ずつ刈るのでとても時間がかかります。 次は鎌を使って根元から刈ります。 圧倒的にこちらのほうが効率的。 後方で作業をする博物館ボランティア。 稲を乾燥させる稲木(イナギ)が完成しました。 裏方の作業があってこそのイベントです。