2018年中国デザイン紅星賞が9日午後、北京市で発表された。この中国工業デザインの「アカデミー賞」と呼ばれる賞は、366点の製品に授与された。北京臻迪科技股フン有限公司(フンはにんべんに分)の水中無人機「小海鰩」は優雅でなめらかなフォルムと動画撮影・伝送及び探査の高い機能により、最高賞「至尊金賞」を受賞した。北京日報が伝えた。
これは世界で初めて量産化された一般向けの水中無人機で、サイズはノートPCよりやや大きい程度だが、非常に高い機能を持つ。リモートコントロールにより水中探査、高画質動画撮影、リアルタイムの伝送が可能。水中探検、捜索救助及び検査、映像撮影、養殖などの業界で用いることができる。VRヘッドセットと連結させることで、利用者は陸上もしくは船上で海底探検を体験できる。さらにソナーと合わせることで水中探査、地形測量などを行える。また磁石を使うことで、釣り針などその他の付属品をけん引・投入することができる。同製品は設計時に生体工学の原理を用いており、優雅でなめらかなフォルムを持つ。機能面の需要を満たすと同時に、SFチックで躍動感あふれている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月11日
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