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人民網日本語版>>経済

BRICS創設の「新開発銀行」総裁にインド金融界の「老兵」就任

人民網日本語版 2015年07月10日16:27

新興5カ国(BRICS)第7回首脳会議が開催される前夜の7月7日、BRICS創設の新開発銀行がモスクワで初の理事会会議を開き、インドのK・V・カマト氏が初代総裁に任命された。任期は5年。人民日報が伝えた。

67歳になるカマト氏は銀行マンとして40年近いキャリアをもち、インド民間最大手・ICICI銀行の元頭取で、インド最大の情報科学技術企業インフォシス(Infosys)の社外取締役でもある。カマト氏はアジア開発銀行での任期期間中にも中国やインド、インドネシア、フィリピンなどの国々のプロジェクトを担当してきた。

アクシス銀行(インド国内民間大手3位)のShikha SharmaCEOは、「カマト氏の金融市場に対する理解と業界での豊富な経験からして、彼が新開発銀行の総裁に選出されたことは自然な流れだ」と指摘する。

カマト氏は銀行界で経験が豊かであるだけでなく、業界内で積極的なイノベーションを進めてきた人物としても知られる。70年代末、コンピューター技術が未だインドの銀行界で普及していなかった頃、カマト氏は巨額を投じてICICI銀行にコンピューターシステムを導入した。その判断は今日インド国内の同業界内でリーダー的地位を確立することに繋がっている。

カマト氏にも低迷期がなかったわけではないが、そうした低迷期もチャンスに変えてきた。世界経済が衰退を辿っていた90年代、それは同時に情報化、デジタル化経済が到来した時期であり、経済のグローバル化は大きく加速していた。カマト氏率いるICICI銀行はその優れた技術と資本の優位性を活かし、国内外の多くの金融・非金融機関を吸収し、インドで最もグローバルな銀行へと成長していった。

カマト氏にインドの銀行を世界へと導く手腕があるとしても、彼が世界的な銀行でインドを含むBRICS諸国を牽引できるか否かは、インドの世論が最も関心を寄せていることでもある。インドメディアによると、カマト氏は新開発銀行の最初の貸付金を、来年4月1日までにBRICS諸国のインフラ建設分野に貸し付けることを明言している。

新開発銀行の業務が世界銀行、アジア開発銀行と重なり競争が生じるのではないかという疑問に対しカマト氏は、「我々はパートナーであり、敵ではない」と強調し、「新開発銀行であろうとその他の国際金融機関であろうと、すべての国と地域の融資需要を満たすことはできない。我々には十分大きな市場がある」と述べている。

新開発銀行の発展のビジョンについては、カマト氏は改めてイノベーションの必要性を強調し、「この銀行自体が先駆的事業であり、斬新かつ実務的な措置を講じて発展させていく必要がある」とし、「まだ誕生間もない銀行だが、すでに拡大を待ちわびている、特にアフリカ諸国は最も期待を寄せている新メンバー」だと述べた。(編集IM)

「人民網日本語版」2015年7月10日

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