徳島県で毎年開催されるアニメ・漫画イベント「マチアソビ2014」の中国エリア大会がこのほど、上海で開催された。浙江傳媒(マスコミ)学院アニメーション学部の劉会佳さん、曹佳さん、鄭偉彬さんの同級生3人による創作アニメ「浮光」が異彩を放ち、今大会で優勝の栄冠に輝いた。銭江晩報が伝えた。
同校は、2年連続で、「マチアソビ2014」中国エリア大会で優勝を獲得したことになる。また、優勝作は、徳島の「マチアソビ2014」に推薦、出品された中国大陸部唯一の作品となった。
今回の短編アニメ選考会は、応募作品の中から選ばれたノミネート作品を上映し、審査委員と観衆による投票を通じ、中国エリアの優秀作品を選出した。アニメ「浮光」は、ひとつの生命体の誕生から晩年までを追ったストーリーで、人生における成長、愛情、生命そのものに対する作者の考え方が反映されている。アニメの色彩を人々が良く知る建築物に投影するという表現手法を用いたことで、繊細で滑らかな表現スタイルが出来上がり、意外で大きな喜びを観る人にもたらした。
今大会でゲスト審査員を務めた中村氏は、「大会は大成功に終わった。出品作の表現レベルは非常に高く、大変感動した。中国大陸部のアニメ作品が今後、日本に紹介されることを切に望んでいる」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月17日