[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

【大阪マラソン】4位の吉田はパリ五輪消滅 来年の東京世界陸上代表を目指す

[ 2024年2月25日 15:15 ]

大阪マラソン ( 2024年2月25日 大阪府庁前〜大阪城公園前の42・195キロ )

<大阪マラソン2024>4位の吉田祐也(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

パリ五輪に挑戦した日本勢では最上位の4位だった吉田祐也(26=GMOインターネットグループ)は2時間6分37秒で設定記録の2時間5分50秒に及ばず五輪出場は叶わなかった。

「気象条件にタイムが左右されてしまうところがあるので、今回は順位争いでと。終わってみればもうちょっと行きたかったなとも思いましたが、順番に関しては納得いく結果です」と雨と寒さに苦しんだレースを振り返った。

「やっぱりMGCの結果(30キロ過ぎに失速して50位)から考えると、ここまで諦めずに挑戦できた」と自らを評価した。20年福岡国際で優勝した2時間7分05秒を28秒更新した自己記録に「自分の殻を破るっていう点では非常にいいレースだったと思います」と話した。

瀬古利彦ロードランニングコミッション・リーダーに「学生に実業団の選手が負けるのは少しみっともない」と評されたが「平林選手が非常に良くて、30キロ過ぎの坂のところでついていけなかったのが正しいところですね。そのきついタイミングでは無理にペースをを上げずに...というところだったんですけど、そのまま逃がしてしまった。やっぱり大きな反省点。平林選手との差だと」と厳しい表情になった。

ゴール直前、パリ五輪出場を決めている小山直城(27=ホンダ)を追っての激しい3位争いは4秒差で敗れた。「小山さんとは高校がすぐ近く。本当に3キロほど」と吉田は言う。吉田の東農大三高と小山の松山高は同じ埼玉県東松山市にあり、国道407号(東松山バイパス)を挟んで隣同士の位置にある。1年先輩の小山とともに高校時代にほぼ同じ育成ロードを走っていた間柄だから、負けたくない相手でもあった。「小山さんがパリ五輪に出るのは励みになっています。僕は世界陸上に切り替えていきます」と来年開催の東京世界陸上にターゲットに走ることを明かした。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年2月25日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /