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日本が中国に勝利「88年ぶり」の文言巡り混乱もJBAが公式見解

[ 2024年2月25日 17:21 ]

バスケットボール男子アジア杯予選 ( 2024年2月25日 有明コロシアム )

<日本・中国>中国に勝利し選手を労うトム・ホーバス監督(中央)(撮影・小海途 良幹)
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世界ランキング26位の日本が同29位の中国に76―73で競り勝った。FIBA公式サイトは21日付の記事で「男子日本代表はアジア杯より上位レベルの公式戦で、1936年のベルリン五輪を最後に中国戦に勝っていない」との掲載。ホーバス監督は「88年ぶりの勝利」を強調し、選手のモチベーションを高めてきた。

日本は2012年アジア杯で60―50で中国に勝利を収めている。ベテランの比江島は「僕はベストメンバーの中国に勝ったことあります...。チームが88年ぶりに勝利するという雰囲気になっていたので、あえてノータッチでいました」と苦笑いしていた。

試合前日の時点では日本協会(JBA)関係者も「基準がよく分からない」と困惑気味だったが、この日の試合後にJBAは公式見解を発表。「中国戦の勝利は五輪を含むアジア杯(予選を含む)より上位レベルの公式戦(主要国際大会)としては1936年ベルリン五輪の1回戦で勝利(35―19)して以来、88年ぶり」とした。2012年アジア杯は現在のアジア杯(旧アジア選手権大会)と大会の性質が異なる同名別大会で、今回の記録の対象となる「アジア杯より上位レベルの公式戦」には含まれないという。

いずれにしても"88年ぶりの勝利"がチームのモチベーションとなったことは事実。パリ五輪イヤーに宿敵・中国を撃破して勢いづいたことは間違いない。

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