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【大阪マラソン】平林快走の裏で国学院大VS駒大?「平林やるんか」「田沢はまだ先だからな」

[ 2024年2月25日 13:51 ]

大阪マラソン ( 2024年2月25日 大阪府庁前〜大阪城公園前の42・195キロ )

優勝した平林(左)と国学院大の前田監督
Photo By スポニチ

今年の箱根駅伝5位の国学院大のエース・平林清澄(3年)が、初マラソンで衝撃のレースを見せ、2時間6分18秒の好タイムで優勝した。青学大の横田俊吾(現JR東日本)が保持する日本学生記録(2時間7分47秒)はおろか、西山和弥(トヨタ自動車)の初マラソン日本最高(2時間6分45秒)も大幅に更新した。

平林の快走を見守った国学院大の前田康弘監督には、恩師で師匠の駒大・大八木弘明総監督から「最後良かった。強かったな。おめでとう」とレース直後にLINE(ライン)が来たという。出場前には大八木総監督から「平林やるんか。チャレンジするのか」と聞かれ、前田監督は「やります」と返答。「そっか。田沢(廉)とかまだ先だからな」とプレッシャーをかけられたことを明かした指揮官は「駆け引きがありました」と苦笑いで語った。

平林は、前田監督の先輩にあたる駒大・藤田敦史監督の記録2時間6分58秒も超えた。前田監督は「当時とシューズが違うので記録はあれですが、逃げて勝てた。結果を出せたので、師匠にもちゃんと報告できる」と胸をなで下ろしていた。

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