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【リーグワン】キックゲーム徹底で3トライ 6位浮上の神戸・レニーHC「正しくプレーできた」

[ 2024年2月25日 14:59 ]

ラグビーリーグワン1部第7節 神戸27―17BR東京 ( 2024年2月25日 東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 )

<BR東京・神戸>前半、ブレークダウンの攻防で相手のボールキャリアーに絡む神戸のサベア(中央)ら
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昨季9位の神戸は同7位のBR東京を27―17で破り、今季4勝目(3敗)を挙げて6位に浮上した。小雨が降り続き両チームともにハンドリングエラーを重ねる中、キックを起点に全3トライを挙げ、昨季の対戦で敗れている相手にリベンジ。デイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC)は「正しいエリアで、(普段)より多くのキックを使って正しくプレーできた」と選手を称えた。

開始1分過ぎ、敵陣中盤まで攻め込むと、SOガットランドがディフェンスラインの裏へゴロキック。転がりが悪く、相手に捕球されて好機を逸したが、その後もプランを徹底した。すると同12分には同様の場面で、ガットランドの上げたショートパントがワンバウンドし、勢い良く走り込んだCTBラウマペの懐へ。そのままゴールポスト下へと笑いながら滑り込んだ。

10―10で折り返した後半3分には、こぼれ球に反応したWTB松永が捕球せずに2度蹴り、デッドボールライン手前でグラウンディング。結果的に相手のノーボールタックルにより認定トライとなったが、再び足技で勝ち越した。3点差に迫られた直後の同26分も、スタンドオフの位置に入っていたCTB李承信のキックパスをWTB山下楽が捕球して右隅へトライ。絶妙な精度を発揮した李承信も「色んなキックを使って敵陣に入り、スコアできた」と胸を張った。

拠点の神戸では、「何カ月も練習で雨が降っていなかった」とレニーHC。この試合と同じ環境下での予行演習は行えなかったものの、天気予報を元に戦術を立案し、選手が遂行しきった。もっとも、最終盤も4トライ目に迫りながら、ノックオンで追加得点ならず。指揮官は「チームは昨季9位。課題がたくさんあると分かっていた中でのスタートだった。まだまだ成長できる」と満足しなかった。

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