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ディーン・フジオカ 「信じてくれた」かつて行動を共にした親友との別れに涙も...誓った約束とは

[ 2024年8月24日 17:10 ]

俳優のディーン・フジオカ
Photo By スポニチ

俳優でシンガー・ソングライターのディーン・フジオカ(44)が23日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。親友との別れを涙ながらに語るともに、かつて交わした約束を明かした。

ディーンをよく知る人物として、番組では「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS」のメンバーで、ソロアーティスト、俳優としても活動する岩田剛典に事前取材を行った。MCの「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔は岩田からの質問として「ディーンさんはやりたいことたくさんやってるから、もう今はやり尽くしてる状態ですか?まだまだありますかやりたいこと?」と問いかけた。

ディーンはこれに「そうですね。僕はこれ、公言してるんですけど、東京ドームでライブやりたいなと思ってて」と言い切った。

「実はちょっと私事ながら、仕事とは全然関係なくもないですけど、去年、自分の長くずっと行動を共にしてた親友が死んでしまって」と告白。「武道館(でのライブ)はギリギリ見せることができたんですけど、その後僕東南アジアの方で海外の作品で1カ月半、2カ月ぐらい行ってて。帰って来た時にもう危篤になっちゃって」と打ち明けた。

その際「直行して、もう本当に最後一言交わして、そこから昏睡状態になって。一週間後ぐらいですかね」と回顧した。

MCの笑福亭鶴瓶が「帰って来るの待っとったんやね」と話せば、「もうだからそれでなんだかよく分かんなくなっちゃって」とディーン。鶴瓶が「約束したん、その彼に。ドームやるよって」と尋ねると、ディーンは「そうですね」と目に涙をためながら言葉を詰まらせた。

鶴瓶が「供養ですよ。絶対に上に行けますからね」と言葉をかけると、ディーンは「そうですね。やっぱり自分がインドネシアで本当にDIYですよね、レーベルとかもなかったし、マネジメントもついてなくて、自分の身銭切って原盤制作して、音楽活動始めて。当時ずっと一緒に行動を共にして、自分の制作の過程とか、いろんなところを一緒に旅する中で、写真とか動画をずっと撮りためててくれた。まあ仲間だった」と振り返った。

「で、オーストラリアのパースで、自分のファーストアルバムに入っている楽曲のミュージックビデオを一緒に撮った時に、この曲いつかライブでやる時に、日本でどこのベニュー(会場)でやろうかみたいなことを話したわけですよ」とも語った。

「そんなこと言いながら、武道館とかでやりたいねって。彼はジョン・アイコフっていう僕の親友だったんですけど、ジョンが、もっとでっかくいかなきゃダメだよって言って。やるなら東京ドームでしょって」と明かすと、「間に合わなかったですね...」と続けた。

鶴瓶は「でもまだその夢はずっと続いてるし、彼が言ったことを本当に現実にする必要はあるね」と語り、ディーンは「そうですね」とうなずいた。東京ドームの話をしていたのは「それこそ日本で全く仕事をしてない状態、まだ台湾とインドネシアを行き来してた頃で」と明かし、「彼は信じてくれましたね。僕の事。僕のビジョンとか。根拠も何もなかったのに」としみじみと話した。

「やっぱりなんでしょうねえ、人生に、命には限りがあるっていうことを心から知ると」と語ると、鶴瓶は「絶対に生きとかなあかんって」「生きてるからできる」と力を込めた。

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