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永瀬正敏 27年の時を経て...「箱男」公開に感無量「言葉にならないです」

[ 2024年8月24日 09:36 ]

舞台あいさつに登壇した永瀬正敏(撮影・小渕 日向子)
Photo By スポニチ

俳優の永瀬正敏(58)が24日、都内で行われた映画「箱男」公開記念舞台あいさつ(監督・石井岳龍、公開中)に出席。撮影直前に頓挫した1997年から27年を経て、作品が公開されたことに、「本当に言葉にならないです。感無量です」と喜びをかみしめた。

3月に生誕100年を迎えた作家・安部公房の同名小説を映画化。同作のメガホンを取った石井氏は32年前に、安部本人と会い映画化を約束。97年に永瀬主演で制作が決まっていた。

しかし、クランクイン前日に中止が決定。本作への思いを抱き続けながら役者人生を進み続けたという永瀬は「原作に世の中が追いついてきたと感じている。役者人生の半分以上を"箱男"とともに生きてきた。その時間も大事だったのかなと思っている」と心境を明かした。SNSが日常にある現代。観客の「理解度が27年前より深くなったんじゃないかな」と語った。

再タッグ実現をこぎつけた石井氏に「おめでとうございます」と祝福の言葉を贈りつつ、「色々な俳優達の目線で見ていただけるとその度においしいと思う。何度も劇場に足を運んでいただきたいです」とアピール。多くの観客に向け「本当にありがとうございます!」と感謝を伝え、締めくくった。

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