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戸田恵子 過去舞台主演は「"とにかくいやだったな"という思い出」2年ぶり再演で「より可愛く演じたい」

[ 2024年8月24日 17:12 ]

本読みを行う戸田恵子(撮影・小渕 日向子)
Photo By スポニチ

女優の戸田恵子(66)が24日、都内で行われた舞台「裸足で散歩」稽古場会見に出席。本作は2022年に全国5カ所で上演され、今回待望の再演。前回に引き続き参加する喜びを伝えた。

戸田は、かつて新妻・コリーを熱演。「40年ぐらい前にコリーを演じたことがあります」と語りだし、主演抜てきも「初めてのストレートプレイだった。こんなにたくさんの量しゃべるお芝居に"とにかく嫌だったな"という思い出がある。"嫌だな"と毎日思ってやっていた作品」と本音を漏らした。主演を演じていた当初は不満感を抱く日々。舞台の完成度や内容が好評となると「良い出会いだったなと後から感じた」と振り返った。

22年からはコリーを演じているのは、本作が初舞台作品となった高田夏帆。戸田は、作品とまっすぐに向き合う純粋無垢な髙田の姿を当時の自分と重ね合わせては「えらかったな〜」と感心しているという。

演技面に限らず高田から質問されることもあるが、「大きな役にトライしたことをすっかり忘れていて、何一つ答えられることがなくって」と苦笑いで「40年前のことはどうか聞かないでほしい...」とユーモアたっぷりに願った。

時を経て、演じるのは主演を支える役どころ。「(コリーの)母としてちゃんと成り立っていたのかな」と課題点を見い出しつつ「前回より可愛く演じたい」とおちゃめな笑顔を見せた。

この日、戸田とともに、加藤和樹、高田夏帆、福本伸一、松尾貴史も登場した。

プロードウェイを代表する喜劇作家ニール・サイモンによって1963年に書かれた戯曲である本作は、舞台に続き映画化されると大ヒット。世界中で愛された作品を「僕のヒーローアカデミア The "Ultra" Stage」の演出や、ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド」の脚本・作詞で話題を集めた元吉庸泰が務める。

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