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佐藤浩市 早朝の舞台あいさつ「"おはようございます"は初めて」 「箱男」公開に「現在との対比面白い」

[ 2024年8月24日 09:42 ]

舞台あいさつに登壇した佐藤浩市(撮影・小渕 日向子)
Photo By スポニチ

俳優の佐藤浩市(63)が24日、都内で行われた映画「箱男」公開記念舞台あいさつ(監督石井岳龍、公開中)に出席した。

午前9時開始のイベント。壇上では「舞台あいさつで"おはようございます"と言うのは初めて。朝から見る映画じゃない」と笑いながら、「楽しんでください」とあいさつ。

撮影直前に頓挫した1997年から27年を経て作品が公開され「これまでの27年間が良かったか、その結果は何十年後かに分かること」と語り、「今の情報量より少なかった27年前と、情報が広がっているのに何かが狭くなっている現在との対比が面白い。その変遷が興味深い」とアピールした。

これから上映を見る観客に向け「劇場という"箱"を熱くしてもらえたら」と願いの言葉で締めくくった。

作家・安部公房が1973年に発表した代表作が原作の本作。過去に映画化が試みられたが幾度となく断念。今回メガホンをとった石井岳龍監督が1997年に製作決定までこぎつけたがも、クランクイン前日に突如頓挫し、幻の企画となっていた。それから27年の時を経て安部公房生誕100年の今年、本作が完成。第74回ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ・スペシャル」部門正式出品され"今年1番クレイジーな作品"と高い評価を受けた。

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